猫にリードやハーネスは必要?おすすめのタイプや装着するときの注意点を解説

猫にリードやハーネスは必要?おすすめのタイプや装着するときの注意点を解説

リードやハーネスといえば犬を想像する方は多いのではないでしょうか。しかし、猫にもリードやハーネスが役に立つシーンが意外と多く存在するんです。今回は、どのような時にリードやハーネスが必要なのか、装着する際の注意点についてご紹介いたします。

いざという時に役に立つ

蝶ネクタイのハーネスを付ける猫

念のためにおさらいしておくと、「ハーネス」とは首に装着する首輪とは異なり、胴体に装着するアイテムです。「リード」とはハーネスにつなぐ紐のことを指します。

室内飼いの猫とは無縁の存在に思えるリードとハーネスですが、猫と一緒に出かけるときやお散歩、動物病院に連れて行くときや災害時など、さまざまなシーンで大変役に立ちます。

お散歩に行くと猫のストレス発散にもつながりますし、動物病院に連れて行くときや災害時など、パニックを起こして脱走するリスクを抑えることもできます。

首輪も便利ですが、すっぽり抜けてしまったり引っかかって首が絞まる事故が起こりかねません。

その点ハーネスは正しく装着すると、抜けたり首が絞まる事故が起きる可能性は低いでしょう。

ハーネスのタイプは3種類

チェックのハーネスを付ける猫

ハーネスには、「紐タイプ」「ベストタイプ」「ダブルロックタイプ」の3種類があります。

紐タイプ

紐タイプのハーネスは、首と胴体を紐で止めるシンプルな作りのハーネスです。体を覆う面積が少ないので体を動かしやすい特徴があります。さらに、紐のサイズを調整できますので子猫から成猫まで長く使用できるのもメリットの1つです。

ベストタイプ

ベストタイプのハーネスは、体を覆う布の面積が広いので猫が動き回っても脱げにくいのが特徴です。紐タイプのハーネスと比べると、おしゃれなデザインが多いのも嬉しいポイントです。

ダブルロックタイプ

ダブルロックタイプは、胴体と首や肩の2ヵ所で固定するタイプのハーネスです。万が一胴体部分のハーネスが抜けてしまっても、もう一方の首や肩は固定されたままになるので、激しく動く猫や力の強い猫にオススメです。

ハーネスを装着する時の注意点

不満そうな表情の猫

ハーネスを装着する際の注意点は以下の通りです。

  • 猫のサイズに合うものを正しく装着する
  • 猫の性格や特徴に合うものを装着する
  • 無理強いしない

サイズが大きいハーネスを装着すると、せっかくリードをつないでいても体が抜けて脱走につながってしまいます。

反対に、小さいサイズのハーネスを装着すると、猫の体を締め付けて食い込んでしまう可能性もあります。事前に胴回りを計測し、猫の体に合うハーネスを選んで正しく装着してください。

また、落ち着いた性格の猫と、力が強くやんちゃな猫でも合うハーネスは異なります。さらに、素材や生地でも好みが分かれると思いますので、猫の性格や特徴に合わせたハーネスを装着するようにしましょう。

猫がハーネスを警戒したり嫌がる素振りを見せたらすぐに取り外しましょう。個体差はありますが、警戒心が強く繊細な性格の猫が多いため、無理強いをするとストレスを感じてしまいます。焦らず猫のペースに合わせて装着してくださいね。

まとめ

草むらを散歩する猫

いかがでしたでしょうか。

今回は、猫と一緒に生活する上で、あったら便利なリードやハーネスについて解説いたしました。

リードやハーネスは、猫と一緒に出かけるときや災害時など、いざという時に大変役に立つアイテムです。

しかし、猫の体に合わせたハーネスを装着しないと、脱走や思わぬ事故につながりますので注意が必要です。

事前に猫の胴周りのサイズを計測したり、性格や特徴に合わせてステキなハーネスを用意してあげてくださいね。

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