1.イタズラをしている
猫が飼い主さんに隠れてすることといえば、まず初めに思いつくことが「イタズラ」ですよね。
- 入ってはいけない場所に侵入する
- 壁でこっそり爪を研ぐ
- おやつを物色する
このような、普段は怒られてしまうようなことを、好奇心のおもむくままに行動していることが多いですよね。
猫の姿が見当たらないと探し回っていると、「マズい、見つかった!」と慌てた様子を見せる猫も多いでしょう。
そんな猫が可愛らしくて思わずクスッとしてしまいますが、場合によってはきちんと注意することも必要です。思いもよらぬケガや事故につながる可能性もありますので、猫に危険が及ぶいたずらをした場合は繰り返し教えてあげるようにしましょう。
2.飼い主さんのものを隠す
飼い主さんのことが大好きな猫は、こっそりと飼い主さんの持ち物を隠すことがあります。
靴下や洋服だけでなく、ぬいぐるみやスマートフォンにいたるまで猫が隠すものはさまざまです。
靴下や洋服は、大好きな飼い主さんの匂いが染みついているので「ずっと飼い主さんの匂いを感じていたい」という気持ちの表れです。猫にとっては安心感を得られるアイテムなのでしょう。
しかし、猫が飼い主さんの物を隠すのには別の理由があるかもしれません。
飼い主さんがスマートフォンなどに気を取られてあまり構ってあげられなかった場合、猫はヤキモチや不安からスマートフォンを隠してしまうことがあります。もちろん、スマートフォンに限らずその時々で嫉妬の対象は異なると思います。
どれだけ忙しくても、時間を忘れてしまうほど夢中になることがあっても、愛猫とふれあう時間は大切にしてくださいね。
そのほか、「ご飯の時間が過ぎている」「トイレを掃除してほしい」など、飼い主さんに気付いてほしいことがある場合も飼い主さんの持ち物を隠すことがあります。
猫が飼い主さんの持ち物を隠したときは、何か思い当たる節がないか確認してみてくださいね。
3.飼い主さんの観察
猫は、必要以上に構われるのが苦手な生き物ですが、あらゆることに興味を示します。それは、飼い主さんに対しても同じです。
長く一緒に暮らしていても、こっそり飼い主さんのことを観察して色々な情報を集めています。
物陰やキャットタワーの上など、猫が落ち着く場所から飼い主さんをジーっと見つめて「今何をしているのか」「飼い主さんはどのようなことに興味があるのか」などを見ています。
猫に観察されていることに気付いても基本的に放っておいて大丈夫ですので、猫が満足するまで飼い主さんのことを観察させてあげてください。少しでも構ってほしい様子が見られたら、優しく声をかけて遊んであげると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、愛猫が飼い主さんにコソコソ隠れてやりがちな行動と、その理由について解説いたしました。
普段はお利口な猫も、たまにはこっそりイタズラをしたくなるものです。
猫の身に危険が及ぶイタズラはきちんと教えてあげる必要がありますが、そうでない場合は大きな心で見守ってあげましょう。
そのほか、大好きな飼い主さんへの愛情の表れや、不安や寂しさが理由となる行動もあります。
毎日のコミュニケーションを大切にし、猫の気持ちを汲み取ることも大事かもしれません。