猫が「覚えやすい名前」15選 主な特徴とおすすめの名前 名付けのヒントにいかが?

猫が「覚えやすい名前」15選 主な特徴とおすすめの名前 名付けのヒントにいかが?

猫には「聞き取りやすい言葉」や「覚えやすい名前」があります。愛情を込めて付けた名前をいつまでも覚えてくれない…こんな状況にならないように、名前選びは慎重に行いましょう。おすすめの名前も紹介しているので参考にしてくださいね。

猫は自分の名前を理解してる?

白黒猫

名前を呼んだ時に返事をしたりしなかったり「猫は本当に自分の名前を理解しているの?」と疑問に思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。

結論から言うと『猫は自分の名前を理解している可能性が高い』です。

2019年にイギリスの科学雑誌にある実験結果が掲載されました。

実験の内容は、11匹の猫に自分の名前と同じ長さとアクセントの単語を4つ聞かせ、最後に猫自身の名前を聞かせて反応の違いを確かめるというものでした。

実験の結果、9匹の猫は知らない単語に徐々に反応が薄くなっていきましたが、自分の名前の時だけ耳や頭を大きく動かし、あきらかに違う反応を見せたそうです。

また他の実験では、多頭飼いの猫6匹に同居猫の名前を4つ聞かせた後、猫自身の名前を聞かせると、6匹すべてが自分の名前にだけ反応を示しました。

この実験結果から、猫は他の単語と自分の名前の違いを理解し、自分の名前にだけ反応していることが分かったのです。

猫が覚えやすい名前の特徴

飼い主に抱きかかえられる猫

いくら猫が自分の名前を理解できるからと言っても、長すぎたり複雑すぎる名前をつけるのはNGです。早く名前を覚えてもらうには、猫が聞き取りやすい名前をつけるようにしましょう。

聞き取りやすい名前の条件として

  • 2〜3文字程度の短い名前であること
  • 同じ母音(a.i.u.e.o)が連続すること
  • 濁点を含む名前であること

などが挙げられます。

例えば、同じ母音が連続する名前は「モモ(momo)」や「ハナ(hana)」などで、濁点を含む名前は「ムギ」や「ユズ」などです。

すべての条件に当てはめる必要はありませんが、猫が聞き取りやすいかを重視して名前をつけてあげましょう。

猫が覚えやすいおすすめの名前15選

飼い主の手の中で眠る猫

猫が聞き取りやすい名前の特徴は「2〜3文字であること」「母音が連続すること」「濁点を含むこと」です。これらを踏まえて、猫が覚えやすいおすすめの名前を15個ご紹介します。

  • 1.ムギ
  • 2.ソラ
  • 3.レオ
  • 4.ルナ
  • 5.ココ
  • 6.モモ
  • 7.リン
  • 8.キナコ
  • 9.マロン
  • 10.モカ
  • 11.ベル
  • 12.ラテ
  • 13.ハナ
  • 14.ユズ
  • 15.ノア

これらは猫の人気の名前ランキングでも常に上位にランクインしているものばかりです。猫にとっては覚えやすいですが、他の猫とカブる可能性もあります。

もし気になる場合は、猫の見た目から連想される言葉や、花や木などの名前、食べ物の名前などからヒントをもらっても良いでしょう。猫が覚えやすいことを前提に、愛猫にぴったりの名前を選んであげてくださいね。

猫に名前を覚えさせる方法と注意点

おやつをもらう猫

猫に早く名前を覚えてもらうには『名前を呼ばれる=良いことがある』と認識させる必要があります。

例えば「レオ、ごはん!」「ムギ、ちゅーる!」「ソラ、遊ぼ!」といった具合です。名前と嬉しいことを関連づけることで自分の名前を覚えやすくなるでしょう。

一方、絶対にやってはいけないのは『名前を呼んだ後に叱る』ことです。『名前を呼ばれる=悪いことがある』と認識してしまうと、名前を聞いただけで逃げ出すようになります。

名前を呼んだ後は必ず嬉しいことをしてあげる。叱る時は名前を呼ばない。この二つを徹底して名前を覚えさせましょう。

まとめ

じゃれつく猫

猫が覚えやすい名前の特徴やおすすめの名前をご紹介しました。

猫は自分の名前を理解できますが「覚えやすい名前」にすることで、よりスムーズにコミュニケーションが取れるようになります。名前を覚えさせる時のコツと注意点を守って、愛猫に素敵な名前をつけてあげてください。

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