猫の長毛種・短毛種別お手入れ方法 使う道具や気をつけるべきポイントの違いとは

猫の長毛種・短毛種別お手入れ方法 使う道具や気をつけるべきポイントの違いとは

「愛猫のお手入れをしたいけどやり方がわからない…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。猫は被毛の長さによって「長毛種」と「短毛種」に分けられ、お手入れ方法にも違いがあります。この記事を参考に愛猫に合ったお手入れ方法を見つけてくださいね。

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記事の監修

麻布大学獣医学部獣医学科卒業後、神奈川県内の動物病院にて勤務。獣医師の電話相談窓口やペットショップの巡回を経て、横浜市に自身の動物病院を開院。開院後、ASC永田の皮膚科塾を修了。皮膚科や小児科、産科分野に興味があり、日々の診療で力を入れさせていただいています。

猫にお手入れが必要な理由

猫をブラッシングする

猫にブラッシングやシャンプーなどのお手入れが必要な理由は、抜け毛を減らし毛玉を吐く頻度を少なくできるからです。

猫はグルーミング中に自分の被毛を飲み込んでしまいます。飲み込んだ被毛は通常であれば便と一緒に排出されますが、飲み込む量が多いと毛玉として吐き戻します。

吐くこと自体は問題ありませんが、吐く回数が多いと身体に負担がかかり、猫の健康によくありません。また腸に詰まって命に関わることさえあります。

猫は自分でグルーミングをするため、お手入れは必要ないと考えている人も多いようですが、猫の健康維持のためにも定期的なお手入れは必須です。

長毛種は毎日、短毛種なら週に1〜2回の頻度でお手入れ(ブラッシング)してあげると良いでしょう。

猫のお手入れ(ブラッシング)に必要な道具

ブラシと猫の毛

長毛種と短毛種ではお手入れに必要な道具が違います。

例えば、長毛種なら

  • コーム
  • ピンブラシ
  • スリッカーブラシ

などが必要で、短毛種なら

  • ラバーブラシ
  • コーム

を使用します。

また長毛種の場合はブラッシングスプレーの利用がおすすめです。静電気を予防できたり毛玉をスムーズにほぐすことができるので、猫のストレスを大幅に軽減できます。

長毛種のお手入れ方法

長毛猫にブラッシング

長毛種のお手入れは以下の3ステップで行います。

  • 1.ピンブラシやコームで毛玉やもつれをほぐす
  • 2.スリッカーブラシで抜け毛を取り除く
  • 3.コームで顔まわりや手足をとかす

長毛種のお手入れのポイントは、ピンブラシやコームを使って毛玉やもつれをしっかりほぐすことです。毛玉やもつれが残ったままだと皮膚が引っ張られて痛みを感じます。

ブラッシング自体が嫌いになる可能性もあるため慎重に行いましょう。

短毛種のお手入れ方法

眠っている短毛猫

短毛種のお手入れは以下の手順で行います。

  • 1.ラバーブラシで背中からお尻に向かってブラッシングする
  • 2.片方の前足を持ち上げ、脇から後足に向かってブラッシングする
  • 3.コームで顔まわりや手足をとかす

短毛種は長毛種に比べて毛玉やもつれが少なくお手入れ方法もシンプルです。毛並みに沿ってやさしくブラッシングしましょう。特にお腹はデリケートなので慎重に行ってください。

猫のお手入れで気をつけるポイント

ブラッシングされる猫

猫のお手入れで注意したいのは「無理やり行わない」ことです。

ブラッシングは猫同士がお互いに毛づくろいし合う「アログルーミング」に相当します。信頼している者同士が行う行為であり、無理やり行うものではありません。

猫が嫌がっているのに無理やりしたり長時間ブラッシングしたりすると、2度と触らせてくれなくなる可能性があります。猫が自分から甘えてきた時やリラックスしている時に行うようにしましょう。

シャンプーも若齢の頃から行うことで、ある程度慣らすことは出来る可能性がありますが、ブラッシングよりも大きな負担になる可能性があります。

よほど汚れてしまった場合は動物病院へ相談をし、負担になりそうな場合はドライシャンプーでふき取るだけにするなどの工夫をしましょう。

まとめ

気持ちよさそうにブラッシングされる猫

猫の長毛種と短毛種のお手入れ方法をブラッシングを中心にご紹介しました。

猫は自分でグルーミングを行う動物ですが、飼い主さんがブラッシングしてあげることで抜け毛が減り、毛玉を吐き出す頻度が減ります。結果的に猫の健康維持につながるためお手入れは必ず行いましょう。

ただし綺麗にしてあげたいからと言って無理やり行うのはNGです。ストレスがかからないように愛猫のペースに合わせて行ってくださいね。

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