意外と簡単?猫の「トイレトレーニング」がうまくいくコツと3つのステップ

意外と簡単?猫の「トイレトレーニング」がうまくいくコツと3つのステップ

初めて猫をお家に迎えようと決めた場合、まず思い浮かぶ不安要素がトイレトレーニングかもしれません。人によっては、猫を迎え入れるワクワク感よりもトイレの心配の方が大きくなってしまうかもしれません。実は、犬と比べて猫のトイレトレーニングは簡単だといわれています。猫のトイレトレーニングを成功させるコツと進め方についてご紹介します。

猫の「トイレトレーニング」は簡単?

子猫にトイレを教える飼い主

生まれたばかりの子猫は自力で排泄できません。母猫がお尻を舐めて刺激をすることで、排泄を促すのです。しかし、子猫も生後3週齢頃になると、母猫の助けを借りなくても自力で排泄できるようになります。

ブリーダーやショップなどから迎え入れる子猫は生後56日を経過していますので、すでに自力で排泄できます。また保護猫などの成猫を迎え入れる場合も、新しい環境に慣れ、トイレを覚えてもらう必要があります。

子猫でも成猫でも、家に迎え入れたその日からトイレトレーニングを開始しましょう。

猫の場合、自分の存在を敵や獲物に気付かれないようにするために、排泄物を土や砂の中に隠すという習性があります。また、自分の排泄物のニオイがついている場所に繰り返し排泄します。このような習性をうまく利用すれば、大抵の猫は1日から1週間程度で覚えられるといわれています。

今回は、猫のトイレトレーニングを成功させるためのコツや、上手に進めるためのステップをご紹介します。

猫の「トイレトレーニング」がうまくいくコツ

トイレ掃除を見守る猫

では、猫のトイレトレーニングがうまくいくコツとして、どのようなことが考えられるのでしょうか。

トイレを適切な場所に設置する

猫のトイレをどこに置くかというのは大きな問題です。寝床からあまり遠すぎず食事の場所からは少し離れていて、人通りが少なくて静か、しかし目の届きやすい場所が理想的です。洗濯機や乾燥機の音を嫌がることがあるので、家電品のそばは避けた方が良いかもしれません。

また保護猫などの外で暮らしていた猫の場合は、トイレの周囲を囲って人目につかないようにすると、使ってくれるようになることがあります。

多頭飼育の場合、明確な棲み分けではありませんが、それぞれの主たる縄張りがあることが多いです。それぞれの縄張りに1個ずつトイレを設置し、リビングなどの共有エリアにも設置するなどの工夫をすると、全員が上手にトイレを使い分けてくれることがあります。

トイレの形状に気を配る

猫用トイレは、箱型、システムトイレ、屋根付きなど、さまざまな形状のものが販売されています。

屋根付きトイレは、猫によってかなり好みが分かれるようです。狭いトイレも嫌がられますので、体長の1.5倍以上の奥行があるトイレを選びましょう。

管理面ではシステムトイレが使いやすいですが、底の部分が二重構造になっているために高さがあります。

また、ごく若い子猫や足腰の弱ったシニア猫の場合は、ステップなどで補助をする必要があるかもしれません。

愛猫の好む猫砂を見つける

猫砂の種類の選択も、トイレトレーニングを上手に進めるための重要な要素のひとつです。

ペーパーサンド、ゼオライトなどの鉱物、シリカゲル、ヒノキ、オカラなど、さまざまな素材の猫砂が販売されています。愛猫が好む猫砂を見つけてあげましょう。

また、排泄物をしっかりと隠せる量を敷き詰めておくため、汚れた砂を取り除いた分、新しい砂を継ぎ足しておきましょう。

トイレの掃除をこめまにする

猫は繊細な動物と言われており、排泄物が長時間放置されているトイレや他の猫が使ったトイレは使いたがりません。そのため、排泄物や汚れた猫砂、ペットシーツなどはこまめに取り替え、トイレ全体も定期的に丸洗いしましょう。

ただし、自分の排泄物のニオイがついていないとトイレだと認識しにくいので、この点は注意してください。特にトレーニング中は、その子の尿が染みたティッシュなどをトイレの隅に置いておくと良いでしょう。

排泄物と汚れた砂は、排泄後すぐに除去するのが理想です。無理な場合は、朝と夜にチェックしましょう。トイレ本体の丸洗いと猫砂の交換は、2週間に1回程度を目安に、汚れが目立ってきたタイミングで行うと良いでしょう。

正しい数のトイレを設置する

「猫の頭数+1個」が、猫トイレ設置数の基本です。単頭飼育の場合も、最低2個のトイレがあれば、長時間の留守番や夜間でも安心です。

粗相をしても叱らない

トイレ以外の場所で排泄してしまっても、絶対に叱らないでください。猫は「排泄したから叱られた」と誤解してしまい、排泄を我慢してしまったり、見つからないような場所で排泄するようになってしまうからです。

トイレ以外の場所で粗相をしてしまった場合は、騒ぎ立てずに淡々と後片付けをしましょう。粗相した場所にニオイを残さないよう、しっかりと拭き取ってから、消臭してください。

猫の「トイレトレーニング」をうまく進めるための3つのステップ

トイレに入ろうとする猫

ではトイレトレーニングのコツを理解したところで、ここからはうまく進めるための3つのステップをご紹介します。愛猫のトイレトレーニングに悩んでいる飼い主さんは是非参考になさってみてくださいね。

1.排泄のサインに気付いたらトイレに連れて行く

子猫でも成猫でも、「ソワソワする」「床のニオイをクンクン嗅ぐ」「落ち着きなく歩き回る」「前足で床を掘る」といった様子が見られたら、排泄のサインの可能性が高いです。気付いたらすぐにトイレに連れて行きましょう。

排泄のサインがわからない場合は、排泄しやすいタイミングを見計らって連れて行きます。猫が排泄をしやすいタイミングは下記の通りです。

  • 朝目覚めた後
  • 食事の後
  • 飲水の後
  • 激しく遊び回った後

2.トイレで排泄できたら思いっきり褒める

褒める時には少し高めの明るい声で優しく名前を呼び、喜ぶ部位を撫でてあげたりおやつをあげたりします。トイレから出てきたらすぐに褒めることがポイントです。時間が経ってしまうと、猫はなぜ褒められたのかを理解できません。

3.なかなか覚えない場合は環境を見直して改善する

最初の2つのステップを繰り返せば、大抵の猫はすぐにトイレを覚えます。

しかし、何度繰り返してもなかなか覚えてくれない場合は、前章でご紹介したコツをひとつひとつ見直し、改善を図ってみてください。

まとめ

猫トイレに腰掛ける子猫たち

言葉も通じない、迎え入れたばかりで信頼関係も築けていない猫が相手だと、「トイレトレーニング」がいくら簡単だといわれても、うまくいかないこともあるでしょう。

悩んでしまった場合は、まずは「トイレトレーニング」の基本的な考え方を整理し、環境や対処法をひとつひとつ丁寧に見直して必要な改善を図っていけば、きっとトイレトレーニングは成功します。諦めずに根気よく頑張りましょう。

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