1.邪魔をしてくる
猫が作業の邪魔をしてくるのは、遊びのお誘いのサインです。まずは飼い主の気を引いたりコミュニケーションをとりたいために、何度も何度も邪魔をしてきます。
猫の愛情表現でもありますが、飼い主と遊ぶことで絆を深め、一緒にいる時間を楽しみたい気持ちがあるのです。
そのため飼い主が作業を少し中断して、時間を割いてあげることができれば、猫はとても気持ちが満たされることでしょう。
2.大きな声で鳴く
猫が普段よりも大きな声や高い声で鳴いているのは、遊んでほしいサインのひとつです。
猫はなにかを訴えたいときに大きな声で鳴くことがあるのですが、それが家族や信頼する人に対してであれば、「遊んで」「かまって」という甘えのアピール。
人も用事があると「おーい」と相手を呼ぶことがありますが、猫も同じく「ニャーン」「ニャーオ」のように長めに鳴くことで、遊んでほしいと訴えかけているのです!
3.お腹を見せてくる
猫がお腹を見せてじーっと見つめてくるのも「遊んで」のサインです。
猫がお腹を見せるのは相手を信頼している証拠で、飼い主に対して「触ってもOK」「暇だよ、一緒に遊ぼう」と伝える仕草でもあります。
ただしお腹は猫の急所でもあるので、かわいいからと急にガツガツ触れるのはやめましょう!猫が驚かないように、ゆっくり優しくなでてあげるのが猫ファーストな触り方。
猫の「遊んで」という気持ちに丁寧に寄り添ってくださいね。
猫との上手な遊び方は?
猫と上手に遊ぶためには、次のポイントをおさえることです。
- 1回20分、2回までが目安
- 夜間のお誘いは無視する
- 猫が好むおもちゃで遊ぶ
猫は犬と比較すると持久力が劣るため、1回20分を目安に、猫が大好きなおもちゃで遊んであげましょう。
もし猫がもっと遊びたいとアピールしてきてもグッとこらえて…あくまでも主導権は、飼い主が握るのが上手な遊び方。
なお、20分以内で猫が飽きた場合は終わりにしてOK!無理に遊ばせる必要はありません。
また、夜間の遊びは誘われても断るほうが無難です。夜間に遊ぶことがクセづいてしまうと、寝れなくなる・騒音トラブルの原因になるリスクがあるため、心を鬼にして無視しましょう。
まとめ
普段「塩対応」の愛猫が突然甘えてきたら、飼い主はうれしい気持ちでいっぱいになることでしょう。
遊びを通してのスキンシップは、お互いをリラックスさせることにも効果的。愛猫との触れ合いや遊びは、猫にとっても心地よく、飼い主との信頼関係を築く大切な要素です。
今回紹介したアピールの仕草は、遊びたいという意味以外にも甘えたい・安心したいなど、飼い主に「大好き」を伝えたいときにも見られます。
もし愛猫が遊びの誘いをしてきたら、その機会を逃さずに、優しさや愛情をたくさん注いであげましょう。