猫を飼うときにあると便利な『家電』5選!理由や注意点を知って上手く活用しよう!

猫を飼うときにあると便利な『家電』5選!理由や注意点を知って上手く活用しよう!

朝から晩まで、仕事や育児、介護、家事などに忙しい現代人にとって、「家電」は生活に欠かせない道具だと言っても良いでしょう。探してみると、猫を飼うときにあると便利な機能や設計の製品がみつかるようになってきました。今回は、特別「猫用グッズ」と謳われていなくても、猫を飼うときにあると便利な家電や活用法などをご紹介します。

猫を飼う時にあると便利な「家電」

掃除機と猫

電気洗濯機、電気冷蔵庫、白黒テレビが三種の神器と呼ばれていたのは、わずか半世紀程前のことです。今や、洗濯機、冷蔵庫、テレビがない家はないと言っても過言ではなく、それ以外にも幅広い家電品が家のあちらこちらで見られるようになりました。

それほど便利な時代になっても、猫と一緒に暮らしていると家事が大変だと感じることがあります。一年を通して多い抜け毛は掃除機自体の手入れを大変にしますし、突然の来客時に備えて排泄物のニオイ対策に頭を痛めている飼い主さんも少なくないはずです。

ペットショップの棚には、猫のための便利グッズがずらりと並べられています。けれども、最近では一般の家電品の中にも、猫との暮らしを便利にしてくれる機能や設計を凝らした製品が出てきています。

どうせ必要な家電品なのであれば、一般的な家事にも役立ち、猫との暮らし特有の大変さも解決または軽減してくれるような製品の導入を検討してみるのも良いのではないでしょうか。

そこで今回は、猫を飼うときにあると便利な家電品やその活用方法などをご紹介します。

1.掃除機

猫を飼っていて大変な家事の代表が、掃除です。抜け毛が舞ったりカーペットに絡まったりしているためそれを除去するのも大変ですが、最もイライラするのは、大量の抜け毛が絡まった掃除機のお手入れです。

猫の飼い主にとっては、『吸引力は強く音は静か、しかも抜け毛が絡まりづらい構造の掃除機』なら嬉しいですよね。実はこのような犬や猫の室内飼育を想定した掃除機が、昨今次々と発売されています。

もちろん、猫によっては静音設計でも怯えてしまうこともあるでしょう。その場合は、掃除中は猫に別室に移動してもらうといった工夫も必要です。また、長毛種や多頭飼育のご家庭では、粘着テープクリーナーで事前にカーペットの抜け毛を取り除いてから掃除機を掛けた方が、良いかもしれません。

しかしなにより、毛が絡みづらく手入れのしやすい掃除機なら、日々の掃除のストレスがかなり軽減されるでしょう。

2.ドライヤー

短毛種の猫にシャンプーをすることは稀ですが、長毛種の場合は定期的にご自宅でシャンプーをされている方も多いのではないでしょうか。猫にも保湿が大切ですが、その前にしっかりと濡れた被毛を乾燥させることが大切です。

そこで登場するのが、ドライヤーです。吸湿性の高いドライタオルでしっかりと全身を拭いた後も、ドライヤーによる乾燥が必要です。しかし、ドライヤーの音や風を怖がって嫌がる猫も多いですよね。

そこで、一般的なドライヤーでも、静音で低風量のモードがついているドライヤーなら猫も怖がることなく、愛猫にも飼い主さんご自身にも便利に使えるのではないでしょうか。

3.脱臭機

空気清浄機と猫

毎日一緒に暮らしている飼い主さんは慣れているでしょうが、猫の排泄物のニオイは強烈なので、外から訪れたお客様には不快感を与えてしまいます。

生活空間の中にトイレを設置するため、どうしてもニオイを防ぐことは難しく、悩みの種なのではないでしょうか。そんなときは、脱臭機を検討してみましょう。空気清浄機能や加湿機能、中には空間除菌機能までついているものもあります。

4.水圧洗浄機

衛生管理やニオイ対策のために、月に一回程度は猫トイレを丸洗いされている方が多いのではないでしょうか。そこまで高圧である必要はないので、通販番組などでよく見かける家庭用の水圧洗浄機があると便利です。

猫のトイレはプラスチック製のものが多いので、たわしのようなものでゴシゴシとこすると傷が付いてしまい、かえって雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。適度な水圧でトイレ本体をまるごと洗い流せると、衛生的で便利です。

コードレスで近くに水道がなくても使用できる家庭用洗浄機なら、お庭やベランダでも使用できます。

5.見守りカメラ

犬と違い、猫は一緒に出かけることができません。1泊2日の出張などの際には、どうしても留守番をさせている愛猫の様子が心配になります。

そこで設置しておくと安心できるのが、見守りカメラです。これを使えば、出張等で自宅を離れて遠くにいても、スマホで愛猫の様子をリアルタイムで確認することができますし、昨日があれば声をかけることもできます。

ただし、様子を見ることはできても、すぐに駆けつけることはできません。安全対策はもちろんのこと、いざというときに愛猫のお世話を頼める知人を作っておくことは避けられません。

猫がいるご家庭で「家電」を使用するときの注意点

電気コードをかじろうとしている猫

家電を扱う場合、「電源コード」は必要不可欠です。しかしこの電源コードが猫にとって曲者なのです。まだ若くて好奇心が旺盛な猫の場合、床や壁際などに散乱している電源コードをいたずらし、感電事故などを起こす心配があります。

できるだけ電源コードをまとめ、使用していない家電のコードは抜いておく、コンセントに挿している場合はカバーを付けていたずらを防ぐ、というような対策をする必要があります。

また、猫は狭くて薄暗い穴蔵のような場所が大好きです。そのため、飼い主さんが気付かないうちに家電の中に入り込んでしまう危険性があります。電子レンジ、洗濯機、食器洗浄機など、猫が入り込みそうな家電品は、必ず扉を閉めておくように習慣付けましょう。

まとめ

ドライヤーでブロウされて嬉しそうな猫

今回は、猫を飼うときにあると便利な家電をご紹介しました。実際には、使用されるご家庭の環境や好み、生活スタイルなどに合わせて、細かな仕様を確認した上で購入を検討してください。

猫グッズの場合は猫にしか使えない製品も多いですが、家電であれば生活に必要な機能がメインになっているものが多く、ある程度コストを掛けても無駄にはなりません。

上手に家電を利用し、手間のかかる家事の時間を短縮して愛猫との時間を増やしましょう。

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