1.寒いから
特に寒い時期に猫がこの仕草をしている時は、防寒として足を隠しているのだそうです。
猫は寒さが苦手なため、寒いと感じると冷えやすい場所を守るように寝たり座ったりするようですが、この仕草もそのような意味合いと考えられているようです。
しっぽを足に巻き付けるだけで体感温度が変わるのだとすると、私たち人間にもそんなしっぽがあれば冬の寒い時期は便利かもしれませんね。
2.少し警戒中だから
猫は少し警戒している時にも、しっぽで足を隠すような仕草をすることがあるようです。こちらは「すぐに逃げるほどではないけれど、少し警戒しようかな」という気持ちです。
愛猫が警戒しているかどうかを判断するには、普段の様子と違うところがないか、比較してみましょう。
もしも明らかに何かを警戒しているようであれば、その原因を見つける等の対策をしてあげた方が良いかもしれません。
3.しっぽが汚れるから
猫は綺麗好きです。そのため座っている場所が汚れていると感じたり、しっぽを汚したくないと思っている時には、しっぽを前足に巻き付けることで汚れるのを防いでいるのだそうです。
その場所を綺麗にした後でもまだしっぽを床につけたがらない場合は、もしかしたら「汚れていた時」のイメージが強く、綺麗になった後でもついそのような仕草をしてしまうのかもしれませんね。
飼い主さんが掃除しにくい場所を自ら探検しに行って、埃だらけになって戻ってきたりするにも関わらず、「しっぽが汚れるのはイヤ」だなんて、猫は本当に不思議な生き物ですよね。しかし、その不思議さも猫の魅力のひとつではあります。
まとめ
猫がしっぽで足を隠すのにも様、々な理由があるようですね。もちろん今回紹介した以外にも理由があるのかもしれません。
警戒している時にも寒い時にも「しっぽで足を隠す」という同じ仕草をするため、慣れないうちは（どっちだろう…？！）と悩むかもしれません。しかし、一緒に生活していく中で愛猫の性格も分かってくると、何となく（多分今はこういう気持ちかな♪）と分かるようになるでしょう。
また、この仕草は、飼い主さんへの要求がある時にする場合や、ただの癖でやってしまう場合もあるようです。癖の場合以外はきちんと理由があるようなので、きちんと愛猫と向き合って気持ちを確認するようにしてあげましょう。