1.サイズ
猫の体の大きさは様々ですが市販されているトイレは大体大きさが同じくらいのものが多いですよね。
しかし、本来の理想のトイレのサイズは、猫の全長の1.5倍とされているのだそうです。特に、大型猫を飼っている場合はそこまで大きなトイレが入手しづらく、困っている飼い主さんも多いかもしれません。
そこで、プラスチックの容器をトイレの代わりにすることで、猫の気に入るトイレが出来上がります。
もちろんトイレの大きさだけでなく深さや形状も大切です。子猫やシニアの猫にはトイレの高さが苦になる子も出てきますし、屋根付き・屋根無しでも好みがあるでしょう。
もしトイレを買い替えるのが大変な場合は、今まで使っていたトイレにスロープを設けることで、入りやすさを改善してあげても良いですね。
2.清潔さ
飼い主さんご自身がトイレに入る時、やはり掃除されていないトイレより掃除の行き届いた綺麗なトイレを使う方が気持ち良いですよね。それは猫も同じです。
むしろ猫は人間以上に嗅覚が優れているため、飼い主さんが気付かない程度のかすかなニオイも気にしてしまうかもしれません。排泄していないのに砂かけの仕草をしている時は、もしかしたら猫にとってニオイが気になっているのかも…!?
可能であれば、猫が排泄をした後すぐに猫トイレを綺麗にしてあげましょう。また、トイレ自体も1ヵ月に一度は洗い、猫砂を入れ替えるなどすることをおすすめします。猫も気持ち良くトイレを使うことが出来るようになるでしょう。
3.猫砂の種類
猫砂にも様々な種類がありますが、市販の猫砂を大まかに分類すると「鉱物系」「植物由来のもの」「シリカゲル」であることが多いです。固まるタイプの猫砂は価格が低めで、シリカゲルの猫砂は「1ヵ月間交換不要」と謳われているものが多いためか価格も高めです。
購入する飼い主さんとしてはついつい価格のほうを気にしてしまいがちですが、猫にも好みがあるため「せっかく購入したのに使ってくれない」ことも多々あるでしょう。
最初はどんなものが好みか分からないため手探りにはなりますが、色々な猫砂を試してみて愛猫が気に入るものを見つけてあげるのが一番ですね。
因みに筆者宅ではシステムトイレを使用していますので必然的にシリカゲルの猫砂を購入していますが、シリカゲルの猫砂もまん丸で転がりやすいものから平たい形状のものまで様々です。
猫の間で人気なのは鉱物系の猫砂のようですが、鉱物系の猫砂は砂かけをした時に粉が舞い上がるため飼い主さんの掃除の手間は少しだけかかるかも知れません。
まとめ
猫にとっても人間にとっても、トイレは生活の上でなくてはならないものです。そしてまた同様に、トイレを気持ち良く使いたいですし、落ち着いて用を足したいと思っています。
トイレや猫砂を購入するのは飼い主さんですが、実際に使うのは猫自身です。そのため、気に入らないトイレを無理に使わせようとするのではなく、猫が気に入るものを探して用意してあげてください。
猫がトイレを気に入っていない場合は、トイレ以外の場所で用を足してしまうこともあります。そのような事態を防ぐためにも、しっかりと「愛猫にとって使いやすいトイレ」の環境作りをしてあげましょう。