みんなが爆笑!猫の『おもしろ行動』5選♪

みんなが爆笑!猫の『おもしろ行動』5選♪

猫のおもしろ画像や動画が、SNSなどでたくさん公開されています。確かに必死な顔で驚くような行動をしている姿を見ると、思わず笑ってしまうことが多いです。しかし、中には笑って済まされないような場合もあります。今回は、私たちとちょっと感覚が異なる猫たちの楽しい「おもしろ行動」をご紹介します。

みんなが爆笑!でも猫は必死なのです!

袋があれば入らずにいられない猫

人間には、人を笑わせたいという欲求があるようです。しかし、受けを狙った言動は時として空振りに終わってしまうことも少なくありません。だからこそ、お笑い芸人やコメディアンというような職業があるのでしょう。

私たちと一緒に暮らしている猫たちも、私たちを大いに笑わせてくれます。しかし、彼らはウケを狙っているわけではありません。いつでも真剣で、必死です。だからこそ、その必死な表情とちぐはぐな行動に思わず笑ってしまうのでしょう。

今回は、思わず吹き出してしまったり爆笑してしまうような猫のおもしろ行動をご紹介します。

思わず爆笑してしまう猫のおもしろ行動

TV観戦する猫

以前一緒に暮らしていた3匹の猫たちとの暮らしの中で笑わせてもらった行動を中心に、猫たちのおもしろ行動をご紹介します。

1.家の中にも縄張りが!

我が家は集合住宅で、羊羹型の細長いタイプの部屋で、1室を除き、リビング・寝室・洋室・キッチンは猫たちが自由に出入りできるようにしていました。

室内を自由に使っているのですが、よく観察すると、一応それぞれメインの縄張りがあることが分かりました。玄関からリビングまでの廊下や洗面所は長男坊、洋室は次男坊、寝室は末娘という具合です。明らかな共有スペースでも、冷蔵庫の上や換気扇カバーの上など、それぞれ決まったエリアを持っていました。

何より面白かったのが、寝るときのポジションです。長男坊は私の股の間、次男坊は私の右脇、末娘は左脇で寝るのです。布団という狭いエリアながらも、きちんと棲み分けていたのです。

2.ぼくが守ってあげるからね!

長男坊の縄張りには、浴室も含まれていました。入浴の前半は、扉を開けて半身浴をしながら読書をするのが私の習慣でした。その間、必ず長男坊は入口に座り、浴室の外を見張るように座っているのです。

まるで「ぼくが守ってあげるからね!」と言っているようでした。時々本から目を離して彼を見ると、気配を察したのか彼も振り返って目が合いました。その時のドヤ顔がおかしいながらも頼もしかったです。

3.お出迎えは当番制?

帰宅時間はまちまちでしたが、必ず誰かが玄関まで出迎えに来てくれました。ただし、必ず誰かひとりだけなのです。まるで「今日はお前の番な!」と打ち合わせをしていたようでした。ただしどうやって当番を決めていたのかは、未だに謎のままです。

4.球技観戦に大興奮!

テレビでサッカーやテニスの試合が始まると、猫たちは大興奮しました。小さなボールが行ったり来たりするのが楽しかったようで、テレビの前に張り付いてはボールを取ろうと必死でした。

そして猫がボールを追ってテレビの裏側に突っ込んだ時は、思わず爆笑してしまいました。

5.テレビはブラウン管に限る?

ブラウン管テレビの時代は、温かいテレビの上で長い尻尾をだらりと画面の前に垂らして寛いでいることが多く、テレビ鑑賞をよく邪魔されました。

薄型テレビに替えた初日は、細いディスプレイの上でじっとしていましたが、その仏頂面はテレビ番組以上に面白かったものです。それ以降は、テレビに乗らなくなりました。

対応が必要な場合も

レジ袋で遊ぶ猫

私達人間の予想を超えた「おもしろ行動」を見せてくれる猫ですが、元々繊細な動物。時には笑ってばかりいられない状況になり、なにかしらこちらで対応をしてあげる必要がある場合もあります。

ビニール袋に絡まってあたふた!

買い物から帰りレジ袋をテーブルの上に置いたまま片付けをしていたら、まだ子猫だった末娘がレジ袋の中に入り込んで、体中に巻き付けて大変な状態になっていました。

どうにもならなくなった彼女は、必死に家中を走り回りましたが、袋は取れません。私の声も耳に入らない程興奮していた彼女をようやく部屋の隅で捕まえた時には、袋の中に残っていたじゃが芋や床の上がおしっこだらけになっていました。

救出後のいかにもバツの悪そうな顔をしている彼女に大笑いしたのですが、それをきっかけに、猫は暗くて狭い所に入らずにはいられないことを知りました。それ以来、レジ袋はすぐに猫たちの手が届かないところに片付けるようにしました。

姿が見えない!

ある朝起きたら、長男坊の姿が見えません。家中探しても見つからず、名前を呼んでも返事をしてくれません。仕方なく出社しました。

帰宅後も彼の姿はなく、再度必死に探したところ、扉の閉まったAVラックの中に座ってこちらを見ていた彼と目が合いました。まるで某オーディオメーカーのトレードマークの犬のような姿は、見つかった嬉しさもあってか爆笑ものでした。

ラック裏側のコード用の隙間から中に入り込んだものの、壁が邪魔で出られなくなったようです。猫はこんな隙間からも入り込んでしまうのかと驚きました。

その件以来、猫が通れるわけがないと思うような隙間も塞ぐようにしました。

おしくらまんじゅう?猫団子!

我が家の冬の風物詩は、1脚の椅子の上で彼らが作る猫団子でした。

頭と体と足の位置関係がどうみても入り組んでいる姿は面白くもあり、また体の柔軟性に感心したものです。

とはいえ、猫団子は室温が猫たちにとって寒すぎるという合図。我が家では猫団子を目にしたらエアコンを点けるようにしていました。

まとめ

飼い主の足の間で寝る猫(マンチカン)

猫と一緒に暮らしていると、彼らは本当に思いもよらないことをしてくれるので、毎日笑いに絶えませんでした。猫がウケを狙ったものではなく、ごく自然にとった行動だからこその面白さなのだと思います。

私たちが面白いと感じたり不思議に思ったりする猫たちの行動は、そのほとんどが猫の習性に由来しています。たとえその場は面白くて笑ってしまったとしても、その行動の原因が猫にとって不都合な状況から生じているものであると分かった場合は、すみやかに対応してあげたいものですね。

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