猫が『飼い主の愛情に応えている時』の仕草8つ

猫が『飼い主の愛情に応えている時』の仕草8つ

猫が飼い主さんの愛情に応えているとき、さまざまな仕草で感情をアピールしています。残念ながら人間が理解できる言葉で返すことができないため、うっかり見逃している場合も。今回は、そのような飼い主の愛情に答えている時の仕草をご紹介します。

猫が飼い主の愛情に答えている時の仕草とは

右手にすり寄る白黒猫

一方的な愛情と思われがちな猫への愛情ですが、実は猫からもちゃんとその愛情に応えているのです。うっかり見逃してしまわないように、その際の猫の仕草を把握しておきましょう。

1.近くにやって来る

名前を呼ぶと「なぁに?」とやって来る猫は可愛いものです。きっと飼い主さんに呼ばれると子猫気分になるのでしょう。

ただハイシニアになると、子猫に呼ばれたお母さん気分で「仕方がないわね~」と飼い主のお世話をしに(撫でさせてあげに)来る猫が増えるようです。

2.鳴いて返事をする

名前を呼ぶと、鳴いて返事をする猫も可愛いですね。嬉しそうに大きな声で鳴きながら飛んで来る猫もいますし、小さく「ニャッ」と返事をするだけの猫もいます。

気持ちよく寝ていた時に夢うつつでも律儀に返事を返してくる猫もいて、可愛くて愛しくてつい猫の名前を呼び続けてしまいたくなります。

3.目を細める・まばたきする

目を閉じて鳴くキジトラ白

目を細めたりまばたきをしたりするのは、猫の基本の挨拶です。それを知らないと不機嫌そうに見えますし、「何でにらむの?」と誤解を招くこともよくあります。

しかし1度その事実を知ると、意外と猫がしょっちゅう挨拶してくれていることに気が付きますし、極上顔でまばたきされるとこちらまで嬉しくなってしまいます。

4.しっぽを振る

名前を呼んでしっぽがピクピク動いたら、それは返事の印です。

たまにしっぽを振るだけで、顔も上げない目も合わせないときがありますが、これは心づくしの挨拶だといえるかも。そういう猫は半分眠っていても返事をするので、しっぽが上手く動かせず痙攣してでも返事をしようと頑張ります。

5.ゴロゴロいう

撫で撫でやブラッシングが大好きな猫は、まるで「ありがとう」とでもいうように嬉しそうにゴロゴロいいます。また呼ばれてゴロゴロ返事をする猫もいます。

人間には少々分かりにくいために(無視している?)と人間には思われがちですが、猫のお腹や胸周りが多少上下するので、観察力のある方ならきっと気付けることでしょう。

6.ペロペロ、スリスリしてくる

女の子に頭をこすり付ける三毛

飼い主さんの側でくつろいでいるとき、ときどき飼い主さんを見上げてペロペロしたり顔をすり寄せたりします。

これは猫同士が寝ている場面でよく見る光景ですが、飼い主さんといるのが幸せなので、舐めたりスリスリしたりしてくるのです。

7.体を預けてくる

飼い主さんが側にいるとき、猫が寄りかかってくることはありませんか? また、手脚で触れたりしっぽを乗せたりすることもあるのではないでしょうか?

これは、甘えたい気分もあるのでしょうが「猫式抱き寄せ術」ともいえるものです。(いつも安心をくれる飼い主さんに安心を返したい…)という気持ちを、猫は飼い主さんに体を預ける形で表現しているのです。

8.抱っこさせる

実はほとんどの猫は、人に抱きあげられるのが大嫌い。抱きあげられたとき、猫はたいてい(大好きな人が喜ぶから、本当は嫌だけど少しガマンしようかな)と思っています。それが飼い主さんの愛情に応えることだとちゃんと知っているからです。

しかし実は、猫は両手両脚が床に付いている抱っこの方が好きなのです。ですから地面から抱き上げずに、膝や脇の間でハグするだけの方が、猫とWin-Winの関係になれるでしょう。

まとめ

飼い主に体を預けて眠る猫

猫は様々な方法で、飼い主さんからの愛情に答えるべく、なんとかしてコンタクトを取ろうとしています。

ただ、そのアピール方法は残念ながら人には分かりにくいことも多いので、「猫って冷たい」「愛想がない」と思われることもしばしば。

愛には愛を、そして愛がなくてもいろいろなサインで愛を贈り続けるのが猫というもの。せっかくのその愛情のお返しを見逃すことのないように、猫を観察し続けてくださいね。

スポンサーリンク