愛猫の『寝る前にする行動』は何?よくある4つのルーティン

愛猫の『寝る前にする行動』は何?よくある4つのルーティン

あなたの愛猫には、寝る前にする特別な儀式行動はありますか?それを初めて見たときは、もしかすると驚いたり困惑したりしたかもしれません。しかし寝る前にその子だけの定番ルーティンをこなす猫は決して珍しくなく、さらには猫に共通な人気の行動もあるようです。ここでは基本形ともいえそうな、よくあるルーティンを4つ挙げてみました。

1.ベッドをふみふみ

毛布をふみふみする茶トラ

子猫が母猫の乳房を揉み、お乳の出をよくしようとする行動だといわれる「ふみふみ」。一心不乱に柔らかいベッドや毛布を前肢で踏む姿に、「パンこね職人」のあだ名が付けられている子もいます。

さらには布をこねつつ布をくわえて吸う猫も珍しくありません。夢中になって子猫気分に浸る愛猫は可愛いけれど、「猫のお母さんを思い出しているのかな」とちょっぴり切なくもなってきます。

2.寝床を掘ってベッドメイキング

毛布を掘る茶トラ白

寝床を「穴が開くよ」というくらい力一杯掘ったあと、寝る位置を確かめるようにぐるぐる回ってまた掘り掘り。犬でも見られるこの行動は、まさに猫本人によるベッドメイキングです。

どんなに飼い主サイドがフカフカに作ったベッドでも、気に入らなければ掘りまくり、猫の好みに仕上げます。

3.丁寧に毛づくろい

ベッドで毛づくろい中の猫

毛づくろいは猫にとって、人の入浴と同じもの。1日を終えるときは、きれいになって眠りたいのかもしれません。また寝る前におやつを食べる習慣がある猫は、特に念入りに毛づくろいをして寝るようです。

さらに毛づくろいにはストレッチやマッサージのような効果もありそうです。体を舐めると血が巡り、気持ちも体もほぐれて気持ちよく眠れるのかもしれません。

4.飼い主さんに甘えに来る

ベッドの男性の腕の中からこちらを見る茶トラ

甘えん坊な猫に多いのですが、寝る時間が近づくと飼い主さんの後を付いて回り、抱っこやなでなでを強要します。相手は飼い主さんだけでなく、同居の猫に甘えに行って舐めてもらい、そのまま眠りにつく猫もいます。

側に誰かがいれば安心して眠れますから、眠いとぐずる子どものように、猫も誰かに甘えたくなるのでしょう。

また中には、飼い主さんと一緒に寝たいあまりに、就寝時間が近づくと鳴きながらベッドに誘う猫もいます。

まとめ

飼い主に甘える猫

今回は、猫が寝る前によくするルーティンのご紹介でしたが、愛猫に当てはまるものがありましたか?「昔はよくこれをしてたのに」という場合もあるかもしれません。

毎日熱心にしていたルーティンも、そのときどきで変わっていきます。ですからもし今、寝る準備をしていたらそれは貴重な一瞬です。今のルーティンから別のものに乗り換える前に、写真や動画に残しておくといいですよ。

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