1.ベッドをふみふみ
子猫が母猫の乳房を揉み、お乳の出をよくしようとする行動だといわれる「ふみふみ」。一心不乱に柔らかいベッドや毛布を前肢で踏む姿に、「パンこね職人」のあだ名が付けられている子もいます。
さらには布をこねつつ布をくわえて吸う猫も珍しくありません。夢中になって子猫気分に浸る愛猫は可愛いけれど、「猫のお母さんを思い出しているのかな」とちょっぴり切なくもなってきます。
2.寝床を掘ってベッドメイキング
寝床を「穴が開くよ」というくらい力一杯掘ったあと、寝る位置を確かめるようにぐるぐる回ってまた掘り掘り。犬でも見られるこの行動は、まさに猫本人によるベッドメイキングです。
どんなに飼い主サイドがフカフカに作ったベッドでも、気に入らなければ掘りまくり、猫の好みに仕上げます。
3.丁寧に毛づくろい
毛づくろいは猫にとって、人の入浴と同じもの。1日を終えるときは、きれいになって眠りたいのかもしれません。また寝る前におやつを食べる習慣がある猫は、特に念入りに毛づくろいをして寝るようです。
さらに毛づくろいにはストレッチやマッサージのような効果もありそうです。体を舐めると血が巡り、気持ちも体もほぐれて気持ちよく眠れるのかもしれません。
4.飼い主さんに甘えに来る
甘えん坊な猫に多いのですが、寝る時間が近づくと飼い主さんの後を付いて回り、抱っこやなでなでを強要します。相手は飼い主さんだけでなく、同居の猫に甘えに行って舐めてもらい、そのまま眠りにつく猫もいます。
側に誰かがいれば安心して眠れますから、眠いとぐずる子どものように、猫も誰かに甘えたくなるのでしょう。
また中には、飼い主さんと一緒に寝たいあまりに、就寝時間が近づくと鳴きながらベッドに誘う猫もいます。
まとめ
今回は、猫が寝る前によくするルーティンのご紹介でしたが、愛猫に当てはまるものがありましたか?「昔はよくこれをしてたのに」という場合もあるかもしれません。
毎日熱心にしていたルーティンも、そのときどきで変わっていきます。ですからもし今、寝る準備をしていたらそれは貴重な一瞬です。今のルーティンから別のものに乗り換える前に、写真や動画に残しておくといいですよ。