1.猫の挨拶や返事に敏感に気づく
「猫は呼んでも返事をしない」というのがツンデレ猫のイメージです。
確かに「ニャ~」と返事をする猫は少ないですし、呼ばれて側に来る猫はさらに少ないかもしれません。
しかしほとんどの場合、猫はちゃんと返事をしています。せっかくもらった可愛い返事を見落とすなんてモッタイナイ!離れたところで見せる「デレ」にもっと敏感になりましょう。
猫の「デレ」た仕草を引き出すコツとしてまず覚えたいのが、猫の挨拶の方法です。
猫が返事をするときは、
- しっぽを振る
- 目を向ける
- 目を細める
- まばたきする
- ゴロゴロいう
- あくびをする
などの動作をしています。
正直どれも人間には分かりづらい動作なので、いつも誤解してしまいがちです。しかし一旦理解できるようになると、猫がどれほど一生懸命返事を返し、挨拶をしてくれているかがよく分かり、猫への愛しさが倍増するはずです。
2.猫に頼られる飼い主になる
愛猫に「ツン」タイムが多いのは、もしかすると忙しい飼い主さんに遠慮しているのかもしれません。猫が変な時間(例えば外出直前の玄関先)に甘えるときは、その時間なら間違いなく構ってくれると学習した結果かもしれないのです。
これはつい最近のお話ですが、会社員兼画家で忙しい友人は、猫に呼ばれると「ちょっと待ってね」と待たせることが多かったとか。しかし呼ばれるたびにすぐ駆けつけるようにしたところ、ツンツン猫が甘えん坊なおしゃべり猫に変身したというのです。
ここでのポイントは、「猫に呼ばれたらすぐ行くこと」です。とてもシンプルな方法ですが、人でもこれをされたら「頼りになる人」「当てになる人」だと思いませんか?
とはいえ忙しいときに毎回行くのは大変ですし、例えばおやつやご飯など、猫のお願いを全て聞き入れる必要もありません。
しかし1度は駆けつけて、そこで猫の目を見ながらきちんとYES/NOを伝えていると、猫に「この人ならいつ声を掛けても大丈夫」という信頼感が芽生えます。そしてこの「いつでもOK」な安心感が、猫の「デレ」につながるのです。
まとめ
ツンデレ猫と仲よくするコツは恐らく他にもたくさんあるかもしれませんが、今回は特におすすめしたい方法を挙げました。猫語を学べば猫のツンの謎が一部解けてなくなりますし、猫の求めにすぐ応えていれば、猫に「いつでもデレOKよ」と伝えることができるのです。
ただベタベタな甘えん坊になるかどうかは、生まれつきの性格次第。しかし愛猫ともう少し仲よしになりたい方には、是非おすすめしたい方法です。