猫が『嫌な気持ち』になる飼い主の行為3つ

猫が『嫌な気持ち』になる飼い主の行為3つ

猫の気持ちを理解しているつもりでも、飼い主さんが気付かないうちに猫に嫌がられてしまうことも少なくありません。猫だからこそ不快に感じやすい飼い主さんの行動にはどのようなものがあるのでしょうか?飼い主さんが見落としがちな猫が嫌がる行為をご紹介します。

1.常習的に香りを使用する

オレンジのアロマオイル

周囲のニオイを確認しながら行動している猫にとって、強い香りは嫌がられてしまう原因のひとつです。

飼い主さんが普段使っている柔軟剤や香水などは、猫が苦手ということを忘れて使用してしまうケースもあるでしょう。

  • 香水
  • 柔軟剤
  • タバコ
  • お香
  • ルームフレグランス
  • エッセンシャルオイル

また、人にはリラックス効果のあるエッセンシャルオイル(精油)などの凝縮された香りも猫にとっては刺激が強く、ストレスを感じやすいものです。

オイルの中には毒性が強い種類があり、嗅いだり舐めたりすると中毒を起こす危険性もあります。アロマディフューザーによって香りや成分も広がりやすいので、猫の被毛に付着すると毛づくろいで摂取してしまう恐れもありますので注意が必要です。

2.テレビや音楽などの音量を大きめにしている

TVで大音量をだす女性と猫

テレビで映画を見たり、スピーカーから音楽を流したりすることは、飼い主さんにとって気分転換のひとつです。しかし猫の聴覚は五感の中でもとくに優れてるため、人が心地よいと思っている音量でも、猫にとって居心地の悪い環境となっている可能性も…。

思う存分音楽やテレビを楽しみたい場合にはイヤホンやヘッドホンを使用するなどして、猫に配慮する気持ちを忘れないようにしたいですね。

3.猫にちょっかいを出すタイミングが悪い

フードを食べている猫

愛猫が可愛いと思った瞬間にちょっかいを出す飼い主さんも多いでしょう。

猫へのスキンシップもタイミングが悪いと猫を怒らせ、ストレスを与えてしまいます。

  • 食事中
  • 睡眠時
  • 毛づくろい
  • トイレでの排泄時など

個体差はありますが、猫は自分が「無防備なとき」や「集中しているとき」に邪魔をされると嫌な気持ちになりやすいです。

とくに睡眠は、猫にとって体力を回復させるための大切な休息時間。寝ている猫を起こしてしまう飼い主の行為は、愛猫の睡眠の質を下げ、結果として健康へよくない影響を与えてしまうリスクがありますので気をつけたいところです。

まとめ

イカ耳で怒る猫

猫と一緒に暮していると人目線で物事を考えてしまいがちですが、猫と人では苦手なものは異なります。

しかも、気持ちを人間の言葉にできない猫は「嫌な気持ち」になっても気付かれにくいことが多いのかもしれません。

そのため、飼い主さんが猫が嫌がる行為を繰り返し行ってしまうと猫の気が休まりません。最悪、ストレスを蓄積させて愛猫の心身に大きなダメージを与えてしまうこととなってしまうでしょう。

一緒に暮らす猫にとって一番の理解者である飼い主さんこそが猫の気持ちを知り、配慮して、猫にとって居心地の良い空間を維持してある必要があります。

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