1.入ってほしくない部屋
部屋として別れているところは、オーソドックスに鍵をかけておくと良いでしょう。
一緒に暮らす人間が出入りしているため、興味を持って外から催促をしてくるかもしれません。しかし、入ってほしくない部屋へは一度でも踏み入れない方が良いのです。猫の好奇心を刺激するので、経験させるのはやめましょう!
2.深い水のある浴室
浴室には水を溜めない、もしくはドアを開けられないようしましょう。
猫は一般的には水が苦手です。それは、猫の祖先が砂漠に住んでいたリビアヤマネコだからです。日較差の大きい砂漠地帯では、40℃を超える日中水に濡れてしまい、乾かなければ夜間の氷点下に命を落とすことになってしまいます。
しかし水を怖いと思っていない猫は、浴室に入り浴槽の縁を歩いたり、蓋の上で遊んでいて落下してしまう事故に遭います。鳴き叫ぶ声が聞こえたり、落下した音が聞こえれば気付けるかもしれませんが、留守中に起きてしまったり、子猫や高齢猫の場合は命の危険に関わります。
3.危険物の多い台所
台所には入れないように網で柵を作ったり、透明のアクリル板で壁を作ると良いでしょう。
その他、ガムテープやベタベタする素材の物を入ってほしくない周囲に貼って、猫に不快な気分を味わってもらうと良いです。台所には水だけではなく、猫が食べてはいけない食べ物、そして刃物や食器など怪我をするアイテムが多く揃っています。
コンロも猫が触れてスイッチが入ってしまう可能性があります。ストッパーを付けコンロの上にはカバーを取り付けておきましょう。
4.脱走や落下をしかねないベランダ
ベランダへ出ていけないように窓にネットを貼る、そして万が一出ても危険を回避できるようにベランダの上部空間にもネットを装着します。
ベランダは虫や鳥などもやってくる、猫にとっては興味深い場所です。そのまま追いかけてベランダから脱走したなんて話はよく聞くことです。
なお、猫は高層階に住んでいるなど想像はできません。そのため、ベランダから落下してしまう事故も少なくはないようです。
まとめ
猫に『近寄って欲しくない場所』の場所別対策方法4選!についてお伝えいたしました。
いかがでしたでしょうか?なるべく、猫の自由を尊重してあげたいのですが、危険は人間が回避しなければなりません。「ダメ!」と言わなくても済むように、危険を排除しておく方法が万全ですが、そう簡単にはいかないのが現実です。
できる予防は、全て行っておきましょう!