猫を上手にしつける5つのコツを紹介!
猫はとっても好奇心旺盛!柱で爪を研いでみたり机の上の物を落としてみたり…さまざまなイタズラを繰り広げることがあります。
猫がイタズラをしたときに、ついつい大きな声で叱ってしまった経験はありませんか?
ただ感情的になって叱るだけでは、猫はなぜ叱られているのか理解できません。
間違ったしつけの仕方をしてしまうと、愛猫との信頼関係が崩れる可能性もあります。
今回は猫を上手にしつけるための5つのコツを伝授します!
1.猫を叱るのは悪いことをした「その時」「その場」で!
猫が困ったことをしたときには、その時その場で叱ってください。
時間が経ってから叱っても、猫はなぜ叱られているのか理解できません。
2.叱る時は短い言葉で伝えよう
猫を叱る時に「なんでそんなことするの!ダメでしょう!」「そこで爪研いだらダメだって何回言ったら分かるの?」など、長い言葉で叱っていませんか?
長い言葉でいくら叱っても猫は理解できませんから、叱る時は「ダメ!」「NO!」「コラ!」など、短い言葉を使うようにしましょう。
3.叩くなど体罰はしないこと
猫を叱るときに、叩くなどの体罰はしないようにしましょう。体罰をすると臆病な性格の猫は怖がって、強いストレスを感じる可能性が高いです。
また気の強い猫は攻撃的になってしまい、凶暴化もしくはイタズラが激しくなるかもしれません。
飼い主自身も体罰が当たり前になると力加減が分からなくなり、猫を怪我させてしまう恐れもあります。
4.しつけのやり方は家族内で統一しよう!
家族内で猫を叱る基準やタイミングが違うと、猫は混乱してしまい、何が良くて何が悪いのか分からなくなってしまいます。
猫のしつけをスムーズに行うために、家族内で以下のようなルールを定めてください。
- 猫を叱る基準
- 猫を叱るときのタイミング
- 猫を叱るときの声の掛け方
このようにしつけのやり方を家族内で統一することで、猫の中で「これはしちゃだめなんだな」ということを理解しやすくなるでしょう。
叱らなくて良い環境作りも大切!
猫が頻繁にイタズラする場合、生活環境に問題があるかもしれません。
猫のイタズラに困っているのであれば、以下の対策を取ってみましょう!
- 爪とぎの設置や柱にカバーをするなど爪とぎ対策をする
- 高い位置に落とされて困る物は置かない
- 蓋付きのゴミ箱を使う
- 入ってほしくない部屋のドアをしっかり閉める
- 食べ物を置きっぱなしにしない
- コンセントやケーブルにカバーをつける
また、猫はストレスが溜まるとイタズラすることもあります。一緒に遊んだり、思いっきり甘えさせてあげたりして、ストレスが溜まらないように気をつけてあげましょう。
まとめ
猫のしつけを考える際には、猫の習性を理解しながら伝え方を工夫することが大切です。
その上で、生活環境から整えていくことで、イタズラに発展する事態を最小限に止めることができるでしょう。
愛猫と一緒に、心穏やかに暮らしていくためにも、定期的にしつけの見直しをして、必要があれば改善をしていくとよいですね。