1.睡眠時間が長い
猫の睡眠時間は長く、一日平均16〜18時間ほど眠っています。
猫という名前の由来は、沢山眠るため「寝子」と名付けられたという説があります。猫は待ち伏せ型の狩を行うため体力や集中力を必要とします。そのため、食事時間以外は体力を使わないように寝ているのです。同じネコ科の虎やライオンも、同じように長時間眠ります。
2.スリスリ
帰宅をすると、愛猫がスリスリと顔や尻尾の根元などを擦り付けてきますよね。
このスリスリも面白い猫の行動の一つでしょう。身体にある臭腺をスリスリをすることで、テリトリーに入ってくる人や物に自分の匂いをつけます。匂いをつけるということは、猫の縄張りに入ることを許されたという証明でもあります。
3.爪研ぎ
壁や家具などにされると問題行動と見える爪研ぎも、ネコ科動物に特有の行動のようです。
野生の猫は爪研ぎをより高い場所にすることで、縄張りを主張できます。なお、爪研ぎはグルーミングと同じく転化行動の一つです。失敗してしまった時や気持ちを切り替えたい時、やる気モードに入る前に行うことが多いです。
4.ゴロゴロ音
猫を撫でるとゴロゴロという音が聞こえてきますよね!
このゴロゴロ音が聞こえてくると、猫が喜んでくれていると分かります。しかし喜びの表現だけではなく、骨密度を増やしたり身体の不調を回復させる効果もある素晴らしい低周波であるゴロゴロ音なのです。
5.高いところ、狭いところに行く
周りを見渡せる高い場所、身体がくっつくような狭い場所に入りたがるのも猫特有です。
どちらも、猫にとって危険の少ない場所のため野生時代から好んでいます。猫は気に入りの場所をいくつか作り、気候や室温など環境の変化によって移動をしていきます。常に、自分にとってベストな状態を保とうとしているのです。
6.独りでいたがる
単独行動者である猫は、集団では行動をしません。
どちらかの言いなりになるような主従関係ではなく、自然に対等な関係を築きます。よく、独りで気に入りの場所に眠っている猫の姿を見ることができるでしょう。媚びる必要がないため、お腹が空いたり構ってほしい時には素直に近寄ってくるところも猫特有かもしれません。
まとめ
猫『特有の行動』6選! それぞれの理由とおもしろい習性とは?についてお伝えいたしました。
猫特有の行動は、猫の魅力を一層強くしてくれます。猫と暮らすと、人間は心から幸せになれます。それも、全て猫の偉大な力の賜物なのですね!