『外にでたがる猫』の対処法4選!出さないほうがいい理由とは

『外にでたがる猫』の対処法4選!出さないほうがいい理由とは

外で暮らしたことのある猫や好奇心が旺盛な猫は室外に興味を持つことが多いようです。しかし、安易に室内外の出入りを自由にさせない方が良いのです。それでは、対策や理由を見ておきましょう。

1.避妊去勢手術を行いましょう

獣医師の診察を受ける猫

発情期になっているため、外に出たがっている可能性があります。

家族を増やす予定がないならば、避妊去勢手術を必ず行うことが大切です。手術をしていないオスやメスは、発情期に入ると相手を求めて室外へ探しに行きたくなってしまいます。しかし、手術をしていない猫が外へ出られないとストレスを溜めてしまいます。

勿論、手術を行なっていない猫による責任の持てない出産、交尾による感染症への罹患予防のためにも外へ出してはいけません。

2.室内に興味を持つ対象を作りましょう

キャットタワーから降りる猫

家の中に遊び道具や楽しめる場所がないと、室外へ興味を感じてしまいます。

上下運動ができるキャットタワーやジャンプ台、直線ダッシュのできる平らな場所等を作ってあげます。独りになれる静かな所、ゆっくりと眠れる場所も猫の興味を引く対象となります。

3.人間と一緒に遊ぶ時間を作りましょう

おもちゃに噛み付く猫

人間と暮らすようになった猫は、野生ではありません。

そのため、少ない時間で構いませんから毎日一緒に遊ぶことがとても大切です。猫にとってコミュニケーションの一環であり、毎日の喜びでもあります。スキンシップが好きな猫は、撫でてもブラッシングをしても喜んでくれるでしょう。

4.外を見えないようにしましょう

ブラインドの中に手を入れる猫

どうしても外への興味を捨てられない時は、カーテンや窓の半分にシールを貼って外が見えないようにします。

室外に興味がなければ外を見せていても大丈夫ですが、行きたくて仕方のない猫に外の景色を見せてはいけません。猫の目線に関わる場所にだけカバーをして、日射や通気に支障がないような素材を選んでください。

なぜ、室外へ行かない方が良いのか?

外で喧嘩をする二匹の猫

室外には様々な危険が多くあります。

一番は、交通量の多さによる交通事故です。恐怖を感じると猫は立ち止まってしまうので事故に遭いやすいと言われます。舗装されたアスファルトより芝生や草むらを好んで歩くと、ダニなどの寄生虫から身を守りづらくなります。

他の猫に興味を持ったり喧嘩したり、感染症へ罹患する危険性が高まります。なお、パニックを起こし帰ってこれなくなることもあります。特に、室外で暮らしたことのない猫は、室内以外で暮らすことは大変なストレスになると自覚しておきましょう。

まとめ

玄関から出たがる猫

『外にでたがる猫』の対処法4選!出さないほうがいい理由とはについてお伝えいたしました。

数十年前とは、家の周りの環境は大きく異なっています。そのため、自由に出入りできることが良いとは限りません。

人間のライフスタイル、猫の行動パターンから室外へ出すことはしない方が良いでしょう。

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