1.「遊んでくれると思ったのに…」
猫は遊びたい気分の時に飼い主さんに「遊んで!」とアピールをしますよね。中には自分からおもちゃを持参する子も。
そして飼い主さんがおもちゃを手に取れば猫にとっては楽しい遊びの時間が始まる!と思っていたら…せっかく持ってきたおもちゃを片づけられてしまった!これには猫も落胆してしまいます。
「おもちゃを持ったら遊んで貰えると思うじゃないですか。なのにただ淡々と片づけられたんですよ。これは詐欺じゃないんですか!?」
と思っているかどうかは分かりませんが、そう言いたげな表情で呆然とこちらを見ていることもありますよね…実際に。
2.「おやつをくれるんじゃないの?」
飼い主さんから「おやつだよー!」と言われたら嬉しくて駆けつけますよね。でもおやつを貰えると思ったのに爪切りやシャンプーが待っていた…なんてことが起きたら猫にとっては「騙された!」と感じるかもしれません。
「おやつ片手に呼ばれたらすぐに食べさせて貰えるって思うじゃないですか。なのに爪切りとかシャンプーとか、嫌なことをするんですよ。本当に騙されたって思いました」
もし爪切りやシャンプーをするためにおやつを使って猫を呼んだなら、終わった後に必ずおやつをあげて下さいね。けれど嫌なことをする前におやつを見せてばかりだと、逆におやつを見たら「何かされる!?」と警戒するようになってしまう可能性もあるでしょう。
3.「呼ばれて行ってみたら…」
飼い主さんが愛猫を呼ぶのには様々な理由がありますが、その中には「病院に連れて行く」という目的も含まれていますよね。
呼ばれてウキウキした様子で来た猫の前にはキャリーバッグ。驚いている間にキャリーバッグに入れられて病院に連行…もちろん病院の好きな猫はいないと言ってもいいでしょう。
「おやつとかおもちゃを持って呼んでくれたら行くに決まってるじゃないですか。なのに突然病院ですよ?ひどくないですか?」
定期健診など仕方のない場面はあると思いますが、猫は「キャリーバッグを見かけたら呼ばれても行かない」と学習してしまうかもしれません。
まとめ
飼い主さんからすれば「やらなければいけないケア」をするために色々な策を講じるのは仕方のないことですよね。ですが猫からすると「詐欺だ!」と感じてしまうことも多いようです。
ですが猫にとっての「詐欺」をあまりに繰り返していると不信感を持たれてしまい、信頼関係に亀裂が入ってしまう可能性もあります。
もちろんどうしてもしなければいけない時もあるとは思いますが、そうでない時にはなるべく「詐欺」は働かないほうが良いでしょう。どうしてもの時以外はなるべく猫からの信頼を損ねないよう接する必要がありますね。