1. 大きな音をたてる
聴覚の鋭い猫にとって、大きな物音は刺激となります。
日常的に発生する生活音であれば猫も慣れているので特に反応は示しませんが、飼い主が物をいきなり落としてしまったり、突然大音量で音楽をかけたりすると、猫はびっくりしてしまいます。
「物を運ぶときは落とさないよう意識をする」「テレビや音楽の音量は大きな音でかけない」など、日頃から猫がびっくりしないように物音にはじゅうぶんに配慮してあげると良いでしょう。
2. 自宅にお客さんを呼ぶ
縄張り意識の強い猫は、自宅に突然見知らぬお客さんが来ることにもびっくりしてしまいます。特に人見知りをする猫であれば、恐怖すら感じてしまうかもしれません。
もし家にお客さんを呼んで猫がびっくりして隠れてしまったら、無理に引っ張り出そうとはせずに様子を見てあげてください。隠れた場所から猫を連れ出そうとすると、よりパニックになってしまう恐れがあります。
危険人物ではないと猫が認識をすれば、少しずつ顔を見せてくれる場合があるので、まずは猫の気持ちに寄り添い、そっとしてあげましょう。
3. 普段と明らかに見た目が変わる
飼い主の「見た目」がいつもと違うときも、猫をびっくりさせてしまいます。
例えば大きな帽子を被っていたり、動物の耳がついたカチューシャを付けていたり。飼い主のシルエットが大きく変化すると敏感に反応することがあります。
猫は視力がそれほど良くないため、飼い主の顔をそこまで判別していません。主に、匂いやシルエットで判断しています。そんな飼い主の姿が、普段の姿から明らかに変化をしていると、猫が驚き、怯えてしまうことがあります。
猫がびっくりしてしまった場合は、その場で外せるものは外し、外すことが難しいときは、猫が慣れてくれるのをじっくり待ちましょう。また、猫をびっくりさせてしまうアイテムは、出来る限り猫の目の前で付けないようにしてあげてください。
4. 見慣れない物を家に持ち込む
猫にとって、普段過ごしているおうちの中は安心できる場所。そんなおうちの中で、突然見慣れない家具や置物が登場するとびっくりしてしまうことがあります。
猫は、環境の変化にも弱い動物です。安心できる場所に見慣れない物が現れると、不安に感じてしまう可能性があります。
何か新しい家具や置物などをおうちの中に取り入れる際は、猫が慣れやすいよう、少しずつ変えていくなどすると良いでしょう。
まとめ
猫がびっくりしてしまう飼い主さんの行動をご紹介しました。飼い主さんに猫をびっくりさせるつもりは無くても、何気ない行動で驚かせてしまうことがあるのです。
もし、猫をびっくりさせてしまっても、猫の気持ちが落ち着くのをゆっくり待つことがポイントです。また、日頃から、びっくりさせない配慮をすることも大切です。
猫がストレスフリーで過ごせるように、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。