猫が「嫌な顔」になる4つの理由とは?

猫が「嫌な顔」になる4つの理由とは?

猫は人間に比べ、顔の表情筋があまり発達していないため、表情に乏しいと言われています。しかし、よく見てみるとそんなことはありません。顔の表情に気持ちが表れていることもあるのです。思いきり「嫌な顔」をされたなんて経験はありませんか?人間と同じように、猫も嫌なことがあったとき、顔に出てしまうこともあります。今回は、猫が「嫌な顔」になる4つの理由をご紹介します。

1.しつこくされた

嫌がる猫

可愛さ余って、しつこく構ったり、追いかけたりしていませんか?

撫でるとさっきまでは気持ちよさそうにしていたのに、急に怒り出すこともありますよね。

「猫は気まぐれ」なんて言いますが、長時間構われるのが苦手。「もうしつこいよ!」と言わんばかりに、「嫌な顔」をすることがあるのです。しかしそれに気づかず、構い続けると攻撃されてしまいます。

猫の嫌がっているサインを見逃さないようにしましょうね。

2.嫌いな匂いがする

抱っこされる猫

匂いのキツい香水や柔軟剤、ハンドクリームなどを使用していませんか?

猫の嗅覚は人間の数万倍~数十万倍鋭いと言われており、匂いにはとても敏感です。特に柑橘系やフローラル系の匂いが苦手。人間にとっては良い香りでも、猫にとっては嫌な匂いと感じることがあるのです。

抱っこをしたとき、撫でようと手を伸ばしたときに「嫌な顔」をされたら、匂いを嫌がっているのかもしれません。

猫に好かれるためには、匂いにも気を配りましょうね。

3.不本意なことをされた

爪を切られる猫

爪切りや歯磨きなどのお手入れや、病院に連れて行かれたなど、不本意なことをされたときに「嫌な顔」になることがあります。

自由気ままな猫は、拘束されることを嫌がります。

猫は、「嫌なものは嫌!」という性格であるため、嫌いなことは思い切り顔に出てしまうのでしょうね。

4.大声で話しかけられた

嫌がる猫と男性

猫は人間には聞き取れないほどの高音域まで聞き取れるほどの聴覚の持ち主。左右の耳を別々に動かし、音により獲物の位置をほぼ正確に推測できるほどです。

これは、視力の良くない猫が暗闇でも獲物を捕まえられるように発達したと言われています。そのため、私たちが聞き慣れている生活音や声も、猫にとっては騒音と感じることがあるのです。大声で話しかけられたら、驚きと共に不快に感じるのも無理はないでしょう。

猫に話しかけるときは小さめの声を心がけましょうね。

まとめ

嫌な顔をする猫

いかがでしたか?猫は私たちに様々な表情を見せてくれますよね。よく観察すれば、「嫌な顔」はわかりやすいかもしれません。

猫がストレスを抱えないためにも、猫の「嫌な顔」は見逃さないようにしましょう!

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