猫が喧嘩をする時のルール3つ
猫同士が喧嘩する際には、以下の3つのルールがあります。
1.逃げる・うずくまる・お腹を見せると負け
2.本当は攻撃せず威嚇だけで終わらせたい
3.致命傷を負わせることは少ない
それぞれのルールについて詳しくみていきましょう。
1.逃げる・うずくまる・お腹を見せると負け
猫の喧嘩は、以下の行動をとった方が負けというルールがあります。
- 逃げる
- 小さくうずくまる
- お腹を見せる
これは攻撃前の「威嚇」の段階でも適用されるルールとなっています。
2.本当は攻撃せず威嚇だけで終わらせたい
猫は攻撃せずに威嚇だけで喧嘩を終わらせたいと思っているようです。
実際に猫の喧嘩は、最初から攻撃で始まるわけではありません。
まずは「睨む」「背中の毛を逆立てる」「大きな声で唸る」など、威嚇しあうことから始まります。
猫の喧嘩の勝敗を決める容認に、体格・姿勢・位置があります。例えば、低い位置にいる猫よりも高い位置にいる猫の方が優位になります。
自分が不利だと感じた猫は、威嚇の段階で逃げるなどして負けを認め喧嘩が終わります。
3.致命傷を負わせることは少ない
猫同士の喧嘩は、もちろん怪我をすることはありますが、命に関わるような致命傷まで負わせるケースは少ないです。
実際に攻撃が始まっても、一方の猫が負けの姿勢を見せると勝敗が決まります。
ただし攻撃的な性格の猫同士や発情期で興奮している猫の喧嘩では、致命傷を負うケースもあります。
猫同士が喧嘩する理由について
猫同士は以下の理由で喧嘩することが多いです。
1.縄張り争い
2.お互いの相性が悪い
3.発情期で興奮している
特にオス猫同士は縄張り争いや発情期が原因で喧嘩します。
メス猫が喧嘩する頻度は低いですが、子猫と行動しているメス猫の場合は、子猫を守るために喧嘩することもあります。
猫の喧嘩を止める方法と注意点について
猫の喧嘩を止める方法は、猫の意識を喧嘩以外に向けることです。
猫の意識を喧嘩以外に向ける方法としては、手を叩いて大きな音を立てる、猫同士の間にタオルなど猫が怪我しないような物を投げるなどの方法があります。
猫の喧嘩を止める際の注意点は、決して手を出さないことです。
喧嘩中の猫は非常に興奮しているので人間が手を出すと、噛まれる・引っかかれるなど、怪我させられる危険性があります。
まとめ
今日のねこちゃんより:ぽっちゃ♂ / 9歳 / 茶トラ / 7.2kg
猫には猫同士の世界があり、喧嘩のルールも存在します。飼い主は猫の喧嘩のルールをしっかりと把握することが大切です。
猫の喧嘩を止める際には決して直接手は出さず、正しい方法で仲裁に入りましょう。