猫に負担をかけないブラッシング3つのポイント
猫にブラッシングする際には、猫に負担をかけないことが大切です。ここでは猫に負担をかけないために飼い主ができる、ブラッシングの3つのポイントについて詳しく解説していきます。
1.猫に合った道具を使うこと
猫をブラッシングする際には、それぞれの猫に合ったブラシを選びましょう。猫のブラッシングに使うブラシには以下のような種類があります。
- スリッカー
くの字型に曲がったピンが付いていて、抜け毛やもつれを取るのに最適
- ピンブラシ
先が丸いピンが付いていて、皮膚が弱い猫におすすめ
- ラバーブラシ
ゴム素材で弾力があり、皮膚に負担をかけず抜け毛を取れる
愛猫の被毛の長さや皮膚の状態、毛量を見て最適な道具を選んでくださいね。
2.まずは猫の体を手で撫でることから始めよう
猫の中にはブラッシングが苦手な子もいます。いきなりブラシを使ってブラッシングをすると、嫌がる子もいるでしょう。
ブラッシングを始める前には最初からブラシを使うのではなく、まずは手で猫の体を撫でてあげてください。
手で撫でることで猫が落ち着くだけでなく、事前に毛玉がある部分などを確認できます。
3.順番を守り猫が嫌がったら止めること
猫をブラッシングする順番は、顎・頭・首回り・背中・腰・尻尾・お腹です。嫌がりにくい場所から始めるように心がけ、猫が嫌がったらブラッシングを中断してください。
猫にブラッシングする理由は?
猫にブラッシングする理由は被毛のケアだけではありません。猫にブラッシングする理由には以下のようなことがあります。
- 猫の病気を早期発見するなど健康維持のため
- 猫とコミュニケーションを取り仲を深めるため
- 猫の被毛ケアやニオイの対策
高齢の猫や体調が悪い猫は自分でグルーミングできなくなり、被毛の艶が無くなったりニオイが出ることがあります。
そのため代わりに飼い主がブラッシングしてあげて、被毛ケアをしっかり行いましょう。
猫にブラッシングする頻度はどれくらい?
猫にブラッシングする頻度は、短毛種の場合は週に2~3回が理想的です。短毛種は抜け毛が少ないので、ブラッシングしすぎると皮膚や被毛を傷つける原因となるので注意が必要です。
長毛種の場合は毛玉やもつれになりやすいので、できれば毎日ブラッシングしてあげるといいでしょう。
春と秋は抜け毛が非常に多い「換毛期」なので、いつも以上に丁寧にブラッシングしてあげてくださいね。
まとめ
今日のねこちゃんより:ゴー♂ / 2歳 / ミヌエット / 6.2kg
ブラッシングは猫と飼い主の絆を深める大切なスキンシップです。被毛をケアするだけでなく愛猫の異変に気付けるなど、健康を保つためにも大切な行為となります。
猫をブラッシングする際には猫に負担やストレスをかけないように、それぞれの猫に合った道具をしっかりと選び順番を守って行いましょう。