1.避妊去勢手術をしない
望まない妊娠や、病気を予防するために避妊去勢手術は行った方が良いでしょう。
交尾をすれば、猫はほぼ必ず妊娠します。そのため、望まない子猫が増えてしまう危険性があります。シニア期に入るとメスでは乳腺腫瘍や子宮周辺の病気、オスでは精巣腫瘍や前立腺周辺の病気へのリスクが高まります。
なお室内で暮らしていることによって、オスメス共に発情期のストレスが増加します。発情期による「マーキング」「大声で鳴く」など猫の行動は問題になることも多く、人間もストレスが増えてしまいます。
手術を受けるべきかどうか迷ったときは、かかりつけの病院で獣医さんに相談してみましょう。
2.ワクチン接種をしない
ワクチン接種をすることによって感染症を防ぐことができます。
完全室内飼いでも、人間が家を出たり入ったりするだけでもウイルスは侵入します。病気に罹患すると、身体が辛いだけけではなく苦しい治療も受けなければなりません。そして通院のために、人間も時間を割かなければなりません。できる予防策は、常にしておくことが大切です。
3.高いご飯なら大丈夫?
高いご飯をあげているからと満足するのはダメです。猫の体調や年齢に見合ったご飯を選択する必要があります。
猫のために作られた、素材のしっかりとした総合栄養食と表記されたご飯を選んであげましょう。値段が高いということだけで安心してはいけません。猫の体調と合わないご飯であれば効果はありません。愛猫に合う美味しいご飯を探してあげましょう。
4.猫は放っておいて大丈夫?
構いすぎはダメですが、構わなさ過ぎも問題です!
犬は散歩があってお世話が大変だから放っておいて問題のない猫にしようという考え方は間違っています。猫は人間との暮らしに歩み寄るように世代交代をしてきました。そのため家で暮らしている猫は人間の手が入らなければ生きていくことが出来ないのです。
猫の生活リズムを尊重しつつ、より人間に近い動物種家族として考えていきましょう。
まとめ
『猫の飼い方』によくある落とし穴4つ!愛猫を幸せにする飼い方とは?についてお伝えいたしました。
皆様は、どのように愛猫と暮らしていますか?人間と猫とでは動物種は違います。しかし、猫は人間との暮らしにストレスを感じず自然に生きています。
猫を人間と同じように家族と思うことは間違っていないでしょう!