1.猫社会は緩めの関係
猫社会は単独生活者の団体です。集団社会を形成する犬社会とは基本的に異なります。
外で暮らす猫たちには、テリトリーに関わるボス猫のみが存在します。
他の猫たちは平等に暮らしており、ボス猫に支配されることもありません。
優位に立つ猫、劣位に立つ猫、相性が悪い猫は勿論います。
しかし、それぞれ単独に暮らしているため、主従関係はありません。
2.猫は人間を同種族と感じている
人間との暮らしは、猫にとって大変に居心地が良いようです。
猫は人間との生活に違和感を感じない動物のようです。
それは、人間を大きな猫だと思っている、もしくは自分を人間だと思っている猫が多いことが理由のようです。
対等な存在として、人間の存在を感じているのでしょう。
3.人間によって役割分担を変化させる
順位付けをするのではなく、人によってしてもらう役を変えているようです。
ご飯を出してくれたりブラッシングをしてくれる、お世話を焼いてくれる甘えられる人の事を母親と思っています。
ふみふみも、母親と思っている人にだけするでしょう。飛びついたり戯れたりできる人は兄弟や仲間と思っています。
猫が人の側に寄ってくるときは、その人にしてもらいたい事があると考えて間違いがありません。
4.はみ出し者は攻撃される?
特定の人にだけ攻撃をする場合は、その人との過去に原因があります。
猫社会では、テリトリーに入れない猫を排除する傾向があります。
いじめではなく、何かのきっかけや事故が原因となるようです。
猫に何をしてしまったのか、自分の行動を振り返り、原因を特定して直せば猫からの攻撃は無くなるようです。
まとめ
猫社会で『主従関係』はどう決まる?飼い主やその家族への態度でわかる関係性4つについてお伝えいたしました。
主従関係のない猫の社会は、大変に素晴らしい事が理解できますよね。
常に自分で判断をして行動をする猫たちは、人間から見ると高貴な存在に見えるでしょう。
猫が人間のお手本となる要因は、支配されることのない社会を形成する基本的な猫の性格によるようですね。