1.猫のツボを押さえるべし!
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猫に愛される飼い主になるためには、「猫のツボ」をしっかりと押さえておかなければなりません。たとえば、撫で方一つをとってもめちゃくちゃ厳しい目で、チェックされています。力加減はもちろん、撫でる場所、タッチ、しつこくないか、など。
もし猫審査をクリアできなければ、愛してはいただけないでしょう。でも、恐れることなかれ!とりあえず「顔周辺」を責めておけば、間違いありません。
猫初心者であればあるほど、まずは顔周りを撫でまくりましょう。それで猫の愛を勝ち取ったら、徐々にさまざまな部位に挑戦してみればよいのです。
ただ、猫から「おやめなさい!」のサインが出た場合は、即刻停止しなければ、審査はクリアできません。
イカ耳(耳をぐい〜んと思いっきり横にする)やバッタンバッタンとしっぽを振っていたら撫ではすぐにやめ、待機するようにしてください。
2.声の高さを保つべし!
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猫は低い声より、高い声の方が安心するようです。低いとどうしても、自分を食べようとする敵だと思ってしまうのでしょう。逆に高いと子猫など、守らなくてはいけないかよわい存在を連想します。
そのため、猫に話しかけるときは高くすると安心して、愛してくれるようになります。赤ちゃんや小さな子に話しかける感覚で、声の高さを保ってみましょう。
周りに人がいて恥ずかしい場合でも、そこを乗り越えなければ猫の心を掴むことはできません!人として一皮むけるための試練でもありますので、かならず乗り越えましょう。
…なんて、あまりムリはしないでくださいね。人からの信用を失ったら、そっちのが打撃が大きいかもしれません。
でも大抵の場合は「猫にも優しい人」だと思われ、イメージアップにつながると思われます。たぶん。自己責任でお願いいたします。
3.清潔さを徹底するべし!
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猫はとてもキレイ好きな生き物。しょっちゅう体のお手入れをしていることからもうかがえます。特に彼らがチェックするのは「猫トイレ」です。
ここを汚くしていると、猫から愛されることは難しいでしょう。それどころか、「汚いよ!!」と怒りの粗相をかまされてしまうかもしれません。猫の排泄物はかなり破壊的な匂いがしますので、一度されるだけでも大打撃です。
猫トイレは清潔さを徹底的に保ちましょう。留守が多くて掃除がマメにできないのなら、増設を。もしくは自動式トイレの導入をオススメします。
汚いトイレのために猫が排泄を我慢し、病気になるという悲劇予防にもなります。もちろんトイレだけでなく、寝床やご飯場所など身の回りも、清潔にしてあげてください!
4.高齢者の動きを手本にすべし!
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猫がそばにいて落ち着くのは「高齢者」が多いようです。なぜなら、ご高齢の方は大抵、動きがゆっくりで静かだから♡猫は急激な動きや大きな音が苦手です。
そのため、猫に愛されたくば高齢者の動きをお手本にしましょう。ゆっくり静かに動けばそれだけで、「お?アイツのそば、落ち着くんじゃね?」と評価が高まります。猫が近くにいて、安心でゆったりできるお隣さんを、演出しましょう。
5.猫ペースを乱すべからず!!
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猫が何より嫌がるのが、「自分のペースを乱されること」です。ゆっくりしてたいのにわちゃわちゃと構ってこられたり、構って欲しいのに全く相手にしてくれなかったり。そんなミスマッチが積み上がると、猫としては「もういい!!」となってしまうでしょう。
愛されないのは目に見えています。猫に愛して欲しかったら、彼らのペースを優先することです。猫の飼い主さんはそれがわかっている人が多いので、どうしても「猫ファースト」になってしまうのです。
でも猫の愛を勝ち取るためなら、それくらいの犠牲は払うべきです。なんて飼い主さんのペースも大事ですので、ときには猫に合わせず、逆に関心を引くという駆け引きをしてみてもよいかもしれません。
まとめ
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今日のねこちゃんより:カリン♀ / 1歳 / 黒猫 / 4kg
気まぐれな猫。自分一番な猫。そんな掴み所のない彼らの心を掴むには、正攻法では結果はでません。
何を喜ぶのかを徹底的に調べあげ研究し、トライアンドエラーを繰り返す…そんな血の滲むような努力が必要…でもないのです。
猫の習性と好みを知っていれば、さほど難しくはありませんので、ご紹介した方法を参考に、優しく接してあげてください。結局のところ、飼い主さんが愛してあげれば猫も、愛を返してくれるでしょう♡