1.本当にやっていけるかを考える
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2匹目が欲しいと思ったとき、考えることはたくさんあります。猫にはある程度のパーソナルスペースが必要なため、お互いの距離が2メートル程度離れて居住できる場所が不可欠です。6畳1間で猫がきゅうきゅうの状態でいると、ストレスがたまってしまうでしょう。
また、相性の問題もあります。後から迎える猫が先住猫と仲良くできるのか、そこが最大のポイント!
もしトライアル飼育ができるのなら、ぜひ利用してください。トライアル期間中にじっくりと、先住猫との相性を見極めるのです。
そこで、流血騒ぎを起こすようなら、一緒に暮らすのは難しいかもしれません。ときが解決する場合もありますが、それまでの道のりがかなり過酷になると考えられるため、可能なら、他の猫が良いかも…。
先住猫の年齢が高くなればなるほど、新入りを受け入れにくくなる傾向があるため、熟考が必要です。
2.経済的な面を考える

猫が2匹となると、日々のご飯代や猫砂代など消耗品のコストが増します。医療にかかれば、それだけ医療費もかかってくるでしょう。消耗品はまとめ買いをすると節約できる場合もありますので、うまく買い物をするとコストは多少抑えられます。
猫が2匹いて経済的に困らずにやっていけるか、そこはかなり重要です。月の収支を見て、大丈夫かを考えましょう。
3.ケージを用意する
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新入り猫を迎えるとき、ケージは必須です。いきなり先住猫に会わせるのはかなり厳しいですし、新入り猫も慣れない場所で緊張がピークに達してしまうでしょう。
まずはケージに入れ、新しい環境に慣れてもらってください。できれば先住猫がいる場所とは別の部屋に置き、ご対面は少し時間が経ってからにします。先住猫が新入り猫のいる部屋の前に行くなど、興味を持ち出したらご対面のタイミング!
ケージから新入り猫を出した後も、しばらくは避難所として置いておきましょう。落ち着ける場所として、活躍してくれるはずです。
4.ペット保険に加入する
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猫が2匹いると、もし同時に病気をしたら、医療費が倍かかります。数万円、数十万円になることも珍しくないでしょう。十分な貯蓄があれば、対応できなくはありませんが…。
できればペット保険に加入しておくと、安心ではないでしょうか?保障される範囲や金額が保険によって異なるため、加入時に十分な内容の確認をしてください。
また、医療やペット保険に頼りすぎるのではなく、愛猫に健康な生活を送らせることも大切です。なるべく病気にかからないよう、注意してあげましょう!
5.トイレの数を増やす
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トイレは必ず、複数個用意しなければなりません。1つだけでは足りないのです。どちらか一方が、「他の猫が使ったトイレはイヤだにゃん!」となってしまうかもしれません。
理想的なトイレの数は、頭数プラス1だといわれています。ですから2匹飼うのなら、トイレの数は3つが理想です。
まとめ
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今日のねこちゃんより:ちーちゃん うる♂ / 5歳 / 日本猫 / 6kg
猫は1匹であっても、幸せに暮らしていける生き物です。必ずしもお仲間が必要ではないのです。逆に2匹目がくることで不幸になるケースもゼロではありませんので、よく考えてから新入り猫を迎えるようにしてください。