1.大きな音を立てる
猫は大きな音が苦手なため、飼い主さんが立てると最悪な気分になることがあります。極力、静かに過ごした方が愛猫のためです。
ある程度の生活音はしかたありませんが、テレビなどを見て笑うときに拍手したり、スポーツ観戦でものすごい歓声をあげたりするのは避けた方がよさそうです。
なるべくゆったりと静かな環境で過ごせるよう、気をつけてあげてください。
2.ムリやり構う
猫をムリやり構うのも、最悪な気分にさせてしまいます。触れるときは愛猫の様子を見ながらにしてください。嫌がっているのにムリに構うと、ストレスになってしまいます。
それが続くと飼い主さんに対しての信頼関係を失ってしまうでしょう。そうなると、構うことすらできなくなる可能性があります。愛猫が近くにきてくれなくなるからです。
飼い主さんが近寄ろうとしても、さっと逃げてしまうようになるでしょう。一度失った信頼は、取り戻すのが大変です。手遅れになる前に、留意していきましょう。
3.お世話しない
猫のお世話は毎日行うものです。ご飯の用意やトイレ掃除、体のお手入れなどをほぼ全ての飼い主さんが行っているはずです。それらをサボると、愛猫は最悪な気分になってしまうでしょう。
ご飯が食べられなければお腹が減りますし、トイレ掃除がされていないと、嫌がって使わなくなります。爪切りやブラッシングなどの必要な体のお手入れを怠ると、ケガの原因になったり毛玉ができたりしてしまうでしょう。
飼い主さんが必要なお世話をしてくれない、となればそこは地獄絵図と化す場合があります。いわゆる「多頭飼育崩壊」はこのような状態です。お世話の行き届かない猫たちは病気を抱え、時には生まれた子猫が成猫に食べられてしまうなどの悲劇も起こります。
こうなれば最悪な気分どころか、命さえ危ぶまれてしまうのです。
4.環境を変える
猫は環境の変化が苦手なので、頻繁な引っ越しや模様替えがあると最悪の気分になってしまいます。ストレスになり、体調を崩す可能性もあるのです。なるべく環境は変化させない方が望ましいですが、どうしても必要なときはできる限り負担をかけないようにしてあげましょう。
たとえば、模様替えは少しずつ行うと、ストレスが減ります。引越しの場合は新居に今まで愛猫が使っていたベッドや毛布などを持っていきましょう。可能なら、猫の匂いを室内につけておいてあげると安心できます。
飼い主さんの工夫次第で、最悪な気分を「少し嫌」くらいに変えられるのです。どうしても環境を変える必要がある場合は、どうすれば愛猫の負担を減らせるかを考えてあげてください。
5.来客をしょっちゅう連れてくる
人見知りの猫にとって、見知らぬ来客がしょっちゅう訪れると最悪の気分に。さらに、せっかく隠れているのに、それを引っ張り出されて対面させられるなんて最悪の中の最悪です。絶対にしないようにしてあげてください。
来客がくると、猫は「自分のナワバリに侵入されている」という印象を受けます。警戒するのです。
もちろん、猫によっては歓迎してくれる場合もあります。そのような対応をするなら問題はありませんが、隠れているときはそっとしておいてあげましょう。
まとめ
飼い主さんには普通のことでも、猫は最悪の気分になることがたくさんあります。その受け取り方の違いを知り、大切な愛猫が気分よく過ごせるよう、心がけてあげましょう。