1.丸い容器
以前よく見かけたのは、土鍋やボウル、植木鉢などに入ってまどろむ猫の姿。
背中のラインへのフィット感がいいのでしょうか、秘密は丸さにありそうです。
近年アルミの猫鍋(夏はクール用、冬はホット用)やハンモック(布やアクリル製など)が市販されるようになり、どの家庭でも簡単に丸い姿を楽しめるようになりました。
2.バッグ・袋類
トートバッグを出したら入られた。
スーツケースやサムソナイトに入り込み旅行準備を邪魔された。
紙袋を置くと毎回入るのでなかなか片付けられない…。
このように、猫のいる家ではバッグ関連の被害?は絶えません。
さらに猫はキャリーバッグも大好きです。大きさ的にはまさに『猫用』。
しかし病院に行くときは大嫌いになってしまいます。
「ずっと好きならいいのに…(溜息)」と愚痴る飼い主さんは決して少なくないようです。
3.引出し・衣装ケース
新しい家具が来たら、まず猫が中に入ってチェックする。
衣替えの時期、出した衣類の代わりに中に入る。
勝手に引出しを開けて衣類を掻き出し、お昼寝場所に改良する。
猫たちの可愛い困ったちゃんぶりにはつい笑ってしまいます。
しかしヒヤッとする場面も少なくありません。
閉じ込め事故の可能性があり、できれば入って欲しくない場所のひとつです。
4.新聞紙の下
猫がいると新聞や雑誌の上に乗られて、しばしば読書ができなくなります。
こんなとき仕返しがてらページをめくってかぶせると、猫は案外嬉しそうにしています。
そっとのぞくとゴロゴロご機嫌な猫がいて、ますます読み物に集中できなくなってしまいす。
5.飼い主さんのセーター
猫はトンネルも大好きです。
潜り込むのが上手な猫は、筒状のセーターやトレーナーに上手に顔を突っ込みます。
自分でそれができなくても、着ているセーターの懐やお腹に「入れて」とねだって入る猫も。
お遊び気分で潜り込み、そのままウトウトするのも可愛いものです。
ほつれや毛玉の覚悟は必要ですが、飼い主も猫も至福の時間のひとつです。
まとめ
猫が好んで頭を突っ込むものは、箱や隙間だけではありません。
猫鍋やバッグ、引出しに新聞や衣類の下。
読書や作業を邪魔されたり、意外な場所で見つけて驚かされたり、猫との生活は思いがけないことでいっぱいです。
しかし引出しや衣装ケースへの閉じ込め、衣類などの下にいるのを踏んでしまうなど、危険なことも多々あります。
事故除け対策をばっちり取りつつ、猫と一緒に『狭いところライフ』を楽しみたいですね。