1.ヒゲで気持ちを語る
猫は全身を使って気持ちを表していますが、顔の一部であるヒゲに注目しても読み取ることができます。だらんと垂れ下がっているときはリラックス。前向きに扇状に広がる場合は、獲物などの何か興味がある対象に注目しているときです。
キレイ好きな猫は、食事をするときヒゲが汚れないよう、頬にピッタリとくっつけた形にします。恐怖を感じている場合にも同じようにするため、「ご飯が怖いのかな?」と思うかもしれませんが、そうではないのでご安心を。
猫の立派なヒゲは飾りではありません。よく観察してみると、実に饒舌に気持ちを語っているのです。
2.水ききができる
猫は「水」の味に敏感だという話を聞いたことはありませんか?水道から汲んだばかりのお水には口をつけず、なぜかお風呂場やキッチンに溜まっている水を飲む場合があります。水道から流れ出る水をそのまま飲みたがる猫も多いです。
こだわりの味や飲み方があるのでしょうか?猫はより新鮮な水を求めます。また、「匂い」も重要です。
水道水の塩素を警戒して飲まないのかもしれませんし、流れている方が溜まっているよりも新鮮だと感じるのかもしれません。
筆者宅のメス猫はどうやら匂いでわかるようで、水素水を飲みません。浄水を汲んでおくと、それは普通に飲んでくれます。ただオス猫は水素水でも関係なく口をつけるため、個体差があるようです。
筆者は水素水と浄水の味の違いがわからないため、それを匂いだけで判別できるなんてものすごい嗅覚だと感じます。
3.猫の舌は甘みを感じない
舌には「味蕾」という器官があり、苦味や塩味、酸味、旨味、甘味を感じています。私たちが食べ物を食べたとき、さまざまな味を感じ取れるのはこの味蕾があるからです。
猫の舌にも同じ器官がありますが、人間と違い「甘味」を感じられません。ですから、いくら甘い食べ物を与えたとしても「甘い!」とは思わないのです。
しかし、クリームやあんこなどが好きな猫もいます。これは甘いから好んでいるのではなく、猫にとって必要なアミノ酸が、クリームやあんこにはたくさん含まれているためです。
甘みを感じなくても、砂糖が入っていたらしっかりと体に吸収されます。肥満の原因となる場合があるので、注意してあげてください。
4.キャットドアはニュートンが発明した
愛猫に「ドア開けて!」とせがまれ、いちいち席を立って開けている飼い主さんは少なくないでしょう。この手間によって、作業を中断されるのが困る場合もあります。その思いは、万有引力を発見したニュートンも同じだったようです。
ニュートンが考えついたのは、今の「キャットドア」の原型となる「キャットフラップ」。ドアに猫が通れる大きさの穴を開け、鉄の板を磁石で取り付けていたようです。現在のキャットドアは改良されてはいるものの、基本的な構造は同様に見えます。
さすがはニュートン。18世紀に3世紀あとでも通用する便利なモノを作り上げていたのです!
まとめ
今日のねこちゃんより:むぎ♀ / 1歳 / ロシアンブルー / 3.5kg
猫の豆知識はまだまだまだまだたくさんありますがご紹介しきれないため、人に話したとき「へ〜!」と感心されそうな内容をピックアップしてお伝えしました。お役に立てたら幸いです!!