1.猫が乗り気かどうか
猫とスキンシップをする前、一番に確認したいことは「愛猫が乗り気かどうか」です。飼い主さんがいくら「スキンシップしたい!」と思っていても肝心の猫にその気がなければ、ただの迷惑行為となってしまいます。
猫は気分屋です。さっきまで甘い雰囲気であったとしても、今は違うかもしれないので必ず確認するようにしてください。
もう既に気が変わっているのにスキンシップしようとすると、思わぬ鉄拳が飛んでくるかも…。猫の気分の確認は慎重に行いましょう。
2.ボディーチェック
愛猫とスキンシップする前でもしながらでもよいのですが、体に異常がないかボディーチェックを行いましょう。
全身を優しく、そしてくまなく撫でてみてください。しこりや腫れはないか、痩せすぎもしくは太りすぎではないかを確認してください。また、耳や顔のそれぞれのパーツ、お尻付近、脚先、皮膚なども見てあげるとよいです。
いつもと違う感じがしたり明らかに異常がある場合は早めに動物病院へ。猫は体調不良があってもそれを隠して普段通りに生活するため、飼い主さんが気付きにくい場合もあります。
ボディーチェックでくまなく全身をチェックすれば、異常の早期発見につながるかもしれません。
3.飼い主さんの時間があるか
スキンシップの前に、十分愛猫との時間が取れるかを確認しましょう。猫がたくさん触れ合いたいと思っているのに飼い主さんが忙しければ、満たされないまま終わってしまうかもしれません。満足してもらえるよう、十分な時間が取れるときにスキンシップしてあげてください。
とはいえ愛猫とのタイミングが合わない場合もあるでしょう。そんなときはムリする必要はありません。また時間のあるときに愛猫に働きかけてみてください。
猫にその気があれば、スキンシップを受け入れてくれるはずです。
4.環境が整っているか
猫とのスキンシップタイムはリラックスして行いたいもの。それは愛猫も同じでしょう。せっかくの幸せな時間なのに、何かに邪魔されてはつまりません。
騒がしい音はしないか、周囲に危険なものはないかなど環境が整っているかを確認してください。心ゆくまで愛猫との貴重な時間を味わえるよう、準備は万全にしておきましょう。
5.飼い主さんと愛猫の爪が伸びていないか
飼い主さんの爪が伸びていると、スキンシップをした際に愛猫を傷つけてしまうかもしれません。同様に猫の爪が伸びているのも危険です。何かの拍子にひっかけ、飼い主さんが傷ついてしまう可能性もあります。
お互いの爪をチェックした上で、触れ合うようにしましょう。愛猫の爪をカットしておくことは日常生活でもケガ防止になります。いつも安全にすごせるよう、気をつけてあげてください。
まとめ
今日のねこちゃんより:杏(あん)ちゃん♀ / 7歳 / 茶トラ / 4.2kg
大好きな愛猫とのスキンシップほど幸せな時間はありません。最高のときにするためにも、確認は怠らないようにしてください。それがお互いのためになります。