1.猫を押しつぶさないようにする
猫と一緒に眠る場合の守るべきマナーは、まず「安全」であることです。
人間より体の小さい猫にとって、寝返りによって体に乗られることはとても苦しいものです。
また、子猫の場合には、それが原因で骨折などの怪我をすることもあります。
猫はとても可愛いので、抱っこして一緒に眠れれば最高です♪
しかし、自分の寝相に自信がない場合には残念ながら「添い寝」は検討しなおした方が良いかもしれません。
とはいえ、諦めてしまう前に代替え案を検討してみましょう!
例えば「人間の寝具のすぐ近くに猫用のベッドを置いてあげる」などはいかがでしょうか。
同じ寝具ではありませんが、猫も飼い主さんがいて安心できますし、安全面も守られるでしょう。
2.スマートフォンの充電器やコードを枕元に置かない
夜眠る時に、枕元でスマホの充電をしている人は少なくないかもしれません。
しかしこの時使用する充電器やコードは、猫にとっても飼い主にとっても、時にとても危険な物になりうるのです。
猫がこの充電器のコードなどを、おもちゃと思ってじゃれたり噛んだりする可能性があります。
そしてそれが原因で感電したり、火が出て火傷をしたり、さらには火災にまでなってしまう可能性もゼロではありません。
このようなことから、スマートフォンの充電は、猫が触れない場所で行うことが望ましいです。
3.ノミ、ダニの予防はしっかりとする
猫は知らない間に、ノミやダニに寄生されていることがあります。
そして当然のことながら、このような状態の猫と一緒に添い寝をすれば、飼い主さんにもその悪影響が出る可能性は高くなります。
そのため、もし愛猫と一緒の寝具で眠る場合、ノミやダニの予防は必須なのです。
ノミやダニ対策としては、動物病院で予防のための薬をもらうことができます。
しかしそれでまだ気になるという場合には、同じ寝具でなく、猫用のベッドを使って一緒の部屋で眠ったりする方がより安心と言えるでしょう。
4.刺激の少ない環境を心がける
猫の聴覚や視覚は人間よりも敏感で鋭いため、人間のための音楽や室内のライトの光でも愛猫の睡眠を妨げている可能性があります。
猫も人間と同じで、良い睡眠を取ることが健康の秘訣です。できる限り刺激の少ない環境を心がけてあげましょう。
とはいえ、中には「ライトをつけずに真っ暗な中では眠れない…」という飼い主さんもいらっしゃると思います。
その場合は、猫が眠りにくいと感じた時に他の場所で睡眠を取れるよう、寝室のドアを開けておくというのも一つの対策です。
まとめ
いかがでしたか?
ちなみに、上記の条件を満たしたからといって、必ずしも愛猫と添い寝ができるわけではありません。
しかし、愛猫のために睡眠環境を整えてあげるという気配りは、飼い主さんからの愛情表現のひとつとしてきっと伝わるはずです♪
ぜひ皆さんも愛猫と一緒に、安全かつ心地よい眠りを目指してみてくださいね。