1.リラックス
リラックス中の猫はひげがだらんと下がり、表情も穏やかです。目をつむっていることもあるでしょう。座り方は香箱座りや横座りなどで座っている場合が多いです。
完全に心を開いていると、へそ天も見られるかもしれません。このときの猫はよい気分でいるので、飼い主さんからのナデナデなども受け入れやすい精神状態になっているでしょう。
ですが眠いときなどあまり相手にしてくれないようなら、そっとして置いてください。ムリに構うとストレスになってしまいます。猫には自分のペースがあるため、尊重してあげましょう。
2.怒っている
猫が怒っているときは「シャー!」などと威嚇をしてくる場合があります。瞳孔は開き、ひげも広がり怖い形相に。普段の可愛い猫からは想像もつかないような表情となるでしょう。
ですが猫は基本的にケンカを避けようとする生き物。そこまで怒るのは余程の理由があるのでしょう。たとえば、子猫に危機が及び、それを守ろうとしている母猫や発情期でメスを取り合っているオス猫などです。
怒っているように見えても実は腰が引けている場合がありますが、万が一本気だったときは大変なことになります。怒った猫は人が叶う相手ではありませんので、もし出くわしてしまったらさっさと退散した方がよいでしょう。
3.嬉しい
猫が嬉しいと思っているときはしっぽがピンとなったり目がキラキラしたりします。「にゃぁん!」と高めの声を出す場合もあるでしょう。
飼い主さんが帰宅した、遊んでくれる、おやつの予感がするなど、日々の中で猫が嬉しいと感じるシーンはいくつかあります。そんな猫の気持ち、汲み取ってあげたいですね!
猫が嬉しさを感じるタイミングを増やすと、毎日の暮らしをより楽しく感じてくれるでしょう。
4.警戒中
猫は警戒心の強い動物。ちょっとした物音や見知らぬ人などに警戒します。その程度は猫によるでしょう。
辺りを見回したりじっと何かを見つめたりしているときは、異変を感じているのかもしれません。猫の聴力は人よりもはるかによいため、人には聞こえない音が聞こえている場合もあります。
「何事だにゃん?」と警戒し、なんでもないとわかればいつもの猫に戻るでしょう。地震など明らかに異変があるときも警戒しますし、飼い主さんが立てるちょっとした音にも反応することも。猫はしょっちゅう警戒する生き物なのだと思えば、いちいち飼い主さんも心配せずに済みます。
まとめ
今日のねこちゃんより:ノア&メルル♂ / 1歳 / セルカークレックス / 4.3kg
猫の気分を理解するのは難しいこともありますが、わかりたいと思う気持ちが大切です。愛猫と分かり合えれば、お互いが幸せでしょう。ぜひ読み解く努力を、してあげてください!