1.遊んで欲しい
1匹で飼われている猫はもちろん、多頭飼いの家でも猫が「飼い主さんと遊びたい」と思うことはあります。
飼い主さんが「他の猫と遊んでてよ~」と言っても「今は飼い主さんと遊びたいの!」と言いたげに見つめてくることもあるでしょう。
猫が飼い主さんと遊びたくなった時の行動としては「おもちゃを持参してアピールする」猫が多いようです。
しかし、家の中の特定の場所でしかできない遊びがある場合、その場所まで飼い主さんを誘導するという行動に出る猫もいます。
飼い主さんが愛猫に近づくと「こっちに来て!」と言わんばかりに先を歩き、飼い主さんがついてきてくれているか振り返って確認するという行動を取る時は、飼い主さんを「遊びに誘っている」ことが多いです。
2.トイレの掃除をして欲しい
トイレは猫にとってもなくてはならないものです。
そのトイレが汚れていると「早く掃除して!」と思うことは不思議なことではありません。
トイレを使ったあとはできるだけ早く綺麗にして欲しいと思っている猫は、わざと飼い主さんの目の届く場所にあるトイレを使うこともあります。
飼い主さんが見ている前でなら、済ませた後すぐに片付けてもらえることを知っているのでしょう。
また特定の場所が使いやすい子は用を足した直後に大きな声で鳴いて飼い主さんに「片付けて!」と知らせることもあるようです。
どちらにしても「用を足したことを飼い主さんに知らせる」という点は同じですね。
3.一緒にいて欲しい
普段忙しくしている飼い主さんと触れ合う時間は愛猫にとって貴重なものです。
在宅で仕事をしている飼い主さんであっても、猫の性格が甘えん坊であるほど「自分のことを見て欲しい」という気持ちは強いでしょう。
そのため飼い主さんがお風呂やトイレに入っていれば「出待ち」をしたり、パソコンに向かっていればキーボードに乗ったりして邪魔をすることもあります。
もちろん飼い主さんが部屋を移動すれば、それまで寝ていてもついてきますし、とにかく「一緒にいたい」ことをアピールします。
飼い主さんのことを、本当の親猫だと思って慕ってくれているのが行動からも読み取れますね。
まとめ
まるで人間の言葉を理解しているのではないかと思いたくなるほど愛猫は飼い主さんのことを理解しようとしてくれますよね。
飼い主さんも猫の言葉は分からないにしても表情や仕草から「何を考えているか」想像はつきます。
猫が飼い主さんにして欲しいと思っていることも多岐に渡りますが、全部叶えてあげられるわけではありません。
ですが生活する上で必要な「ご飯の用意」や「トイレの掃除」などはする必要があります。
こういった「重要なこと」に関しては愛猫のほうからも仕草や行動でアピールしている可能性は高いでしょう。
愛猫の行動を観察して「どんなサインを出しているか」を理解することで、お互いにより快適な生活が得られるようになるのは間違いないと思いますよ。