1.世話係を率先してやる
猫に愛されたいと思うなら、率先して「お世話をする」のが一番なのではないでしょうか。特にご飯をあげる役を買って出るのが効果的です。
もちろんおやつをあげることでも仲良しになれますが、おやつの与えすぎにはくれぐれも注意しましょう。
ご飯係だけでなく、猫が喜ぶお世話をすることでも絆は深まります。
ブラッシングの好きな猫であれば、毎日決まった時間にお手入れすることでも仲良くなれます。
これは当たり前と言えば当たり前のことですが、猫によって「されて嬉しいこと」は違います。
複数の猫を飼っている方は、愛猫それぞれの好みをしっかりと観察して把握することも大切ですね。
2.一緒に遊ぶ
猫と一緒に遊ぶことも、スキンシップとしての効果は絶大です。
子猫や若い成猫のような「遊びたい年頃」の猫にとって、運動することは健康の維持にもつながるためとても大切です。
特に1匹だけで飼われている猫にとって、遊び相手は飼い主さんしかいません。
そのため1日1回でもしっかりと遊ぶ時間を作ってあげないと、運動不足からストレスを抱えてしまう可能性もあります。
飼い主さんと遊ぶ時間を設けることによって「いつもは嬉しそうに遊ぶのに今日は動かないなぁ」など、愛猫の体調の変化に早い段階で気付くこともできます。
3.しつこくしない
どんなに撫でられたり抱っこされるのが好きな猫であっても「満足した時点で終了」というのが猫のルールです。飼い主さんの都合による「延長」は認められません。
飼い主さんにとっては短すぎる時間かもしれませんが、だからといってしつこく撫でたり抱っこしていると猫もイラッとするようです。
これでは「猫に愛される」どころかマイナスの印象を与えてしまいます。
そのため、スキンシップもお手入れも猫が「もういい」というサインを見せたら即終了、を心がけるようにしましょう。
撫でるのも抱っこも「これっきり」ではありません。猫の気分次第で「次」がすぐに訪れることもあるでしょう。
まとめ
猫に愛されたいと思うのであれば「猫の嫌がることをしない」のが鉄則です。
猫は記憶力は良いのですがどちらかというとマイナス方面へ傾いていて、嬉しい記憶よりも嫌なことをされた記憶のほうがしっかりと残るそうです。
それでも、嬉しい記憶はすぐに忘れてしまうということではありませんので安心してくださいね。
愛猫の記憶を「嬉しいこと」で満たしてあげられるように、できるだけ嫌がることをしないように気を付けましょう。
ただし爪切りなどのケアに関しては嫌がられてもしなければいけません。
愛猫の性格を知ると同時に、猫独自のルールもしっかりと理解することで、愛猫にとって「最高の飼い主」になることは難しいことではないはずですよ。