1.植物

生花や観葉植物など、贈り物には適していそうに思いますが、猫の飼い主さんに対してはあまりよくないと言わざるを得ません。なぜなら、植物には猫に有害なものがあるからです。
特に花束によく利用されるユリですが、これは猫にはかなりの毒性があります。華やかな印象なので人気のあるお花かとは思いますが、飼い主さんにプレゼントするのはよく検討した方がよいでしょう。猫がユリの飾ってある花瓶の水を飲んだだけでも、ダメな場合があります。
また観葉植物ですが、これも猫が口にすると毒性のある植物が多いです。もしどうしてもプレゼントしたい場合には、よく調べてからにしましょう。
2.香水

香水はよく贈り物として利用されます。好みの香りであれば、喜ばれるのは確かです。
ですが、猫にはNGです。香水のような強い香りは嫌がります。また柔軟剤などの匂いも嫌う傾向が。
香料に含まれる成分が体調不良の原因になる場合もあります。ですから、猫の飼い主さんに強い香りのグッズをプレゼントするのはオススメできません。
それでも贈りたい場合は、猫のいないところで使ってもらうようにしましょう。
3.食べ物

愛猫に、ということで食べ物を贈ると、困らせてしまう場合があるかもしれません。食物アレルギーのある猫もいますし、肥満でおやつは与えたくない、またこだわりがある飼い主さんもいるでしょう。表面上は笑顔で受け取ってくれても、後で処理に困っているかも。
愛猫用の食べ物を贈りたいと思ったら、事前に飼い主さんへ確認をとっておくとよいでしょう。サプライズ感は消えてしまうかもしれませんが、困らせるよりはよいはずです。本当に喜んでもらえるようにしていきましょう!
4.またたび

またたびは猫は喜ぶかもしれませんが、飼い主さんによっては与えたくないと思っていることも。また、全く効かない場合もあります。子猫には効き目がありませんし、体質的に変化のない猫もいるようです。
ここは飼い主さんに直接聞いてみるしかないでしょう。せっかく贈ったのに捨てられてしまっては悲しすぎます。愛猫がまたたびを使うか質問してみると確実です。
5.愛猫からのプレゼント

猫が飼い主さんに贈り物を持ってきてくれる場合があります。その気持ちは嬉しいのですが、たいていは飼い主さんが喜ばないプレゼントなのです。
虫やネズミ、コウモリ、小鳥などを枕元に置いておいてくれます。朝起きた飼い主さんはビックリ!!息が止まってしまうほど、驚くのではないでしょうか。
ですが猫は悪気があるわけでは全くありません。生まれつき備わった習性にしたがって動いているだけなのです。ですからその気持ちだけいただいて、贈り物はありがたく破棄いたしましょう。
まとめ

今日のねこちゃんより:Leo♂ / 1歳 / メインクーン / 8.5kg
何を贈ろうか考えるのは楽しいですが、猫の飼い主さんとなるとなんでもOK!というわけにはいかないようです。事前に贈っても大丈夫なものか、確認をしてからにすると安心でしょう。