猫は飼い主を『大きな猫』と思ってる?猫の人間に対する認識5つ

猫は飼い主を『大きな猫』と思ってる?猫の人間に対する認識5つ

イギリスの著名な動物学者によると、犬は飼い主のことを自分たちとは異なる種の特別な存在だと思っていますが、猫は飼い主のことを身体の大きな猫だと思っているのだそうです。猫が人間のことをどのように認識しているのかについて、最近の研究結果などを整理してご紹介します。

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猫の人間に対する認識1:同類である

鼻と鼻でご挨拶

犬と猫がそれぞれ人間のことをどのように認識しているかに関しては、イギリスの著名な動物学者であるジョン・ブラッドショー氏の見解が有名です。

ジョン・ブラッドショー氏によると、犬は人のことを自分たちとは異なる種であることを認識していますが、猫は人のことを自分たちよりも身体が大きいものの、「同類の猫」であると認識しているといいます。

その理由は、人間との接し方の違いによるのだそうです。犬は犬同士の付き合い方と人間との付き合い方に違いが見られます。

犬同士で遊ぶ時には対等ですが、人と遊ぶ時には人の指示に従い、褒められることを喜びに感じています。

しかし猫は、猫同士で遊ぶ時も人と遊ぶ時も、親愛の情を示す方法も、猫と人間とで区別がありません。

このことが犬とは異なり、猫は人間を同類であると認識している証なのだというのです。

それでは、もう少し細かく猫の人間に対する認識について見ていきましょう。

猫の人間に対する認識2:友達である

お帰りの挨拶

猫は単独で生活をするのが基本です。そのため、とても大切なのが「縄張り」です。

実際に、自分の縄張りに対する警戒は毎日欠かしません。侵入者は敵であるとみなして威嚇や攻撃を行い、排除します。

しかし、ある程度友好的な関係にある猫とは、上手に縄張りを共有することができます。

人と一緒に暮らすということは、縄張りを共有するということです。

つまり、猫は人間のことを友好的な関係にある「友達」であると認識しているのだと考えられています。

猫の人間に対する認識3:不器用である

獲物に狙いを定めた猫

猫は人間のことを身体の大きな猫だと思っているわけですが、そこにはさらに「不器用な」という形容詞がついているといいます。

猫は暗闇でもよく目が見えて、小動物を上手に狩ります。

他者に気付かれることなく獲物に近付くことができ、高い場所にもらくらくとジャンプして上ることができます。

それに比べて、人間はどうでしょう。

猫のような俊敏さもずば抜けたジャンプ力も持ってはいません。その上、すばしっこく逃げるネズミを素手で捕まえることなど到底できません。

そのため、猫からは「不器用なやつ」だと思われているのだというのです。

猫の人間に対する認識4:料理上手である

料理の様子を眺める猫

猫から見ると人間は狩りができない劣等生ですが、実は「料理上手」だと思われているといいます。

それは、自分が苦労して捕まえた獲物を食べるよりも、普段飼い主さんが給餌してくれるご飯の方が美味しいからです。

猫が、捕まえた獲物を飼い主さんのもとに持ってくる理由は、自慢や教育ではなく、美味しく料理して欲しいからだという説もあるそうです。

猫の人間に対する認識5:役に立つ

鳴いて甘える猫

ジョン・ブラッドショー氏の見解ではありませんが、猫は人間は自分たちにとってとても「役に立つ」存在だと認識しているようです。その根拠は、猫の学習能力にあります。

普段、猫同士はあまり鳴き声でコミュニケーションをとることがありません。

しかし、人間とのコミュニケーションではよく鳴きます。これは、人間が言葉でコミュニケーションを図るからです。

猫は人間を同類とみなし、猫に対する時と同じように接してきますが、鳴くことに関してだけは違いがあるのです。

それは、鳴くことが人間へのコミュニケーションで最も効果があることを知っているからです。

そして、猫の鳴き方は飼い主さんとの間で育まれ、それぞれにオリジナルなコミュニケーションを図っていることがわかっています。

猫は、「どうすれば飼い主さんが自分の望みを効率的に叶えてくれるのか」を学習して、熟知しているのです。

まとめ

少年と猫

ジョン・ブラッドショー氏の見解を中心に、猫が人間をどのように認識しているのかについて、ご紹介しました。

猫の人間に対する認識のベースは、「身体が大きくて不器用な、でも料理上手で役に立つ友達」といったところでしょうか。

この認識をベースに、より関係を深めていくことで、飼い主さんと愛猫の間には、それぞれに独特で深い愛情の絆が築かれていくのでしょう。

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