1.「遊ぼう!」と誘うのに遊ばない
猫のほうから飼い主さんに「遊んで!」と誘ってくることはありますよね。
しかしお気に入りのおもちゃを出した途端に「プイッ」なんてことも。
しまいにはあくびをしたり、寝る姿勢になってしまったり…!
飼い主さんの頭の中は「結局遊びたいの、遊びたくないの?」と疑問だらけになってしまうことでしょう。
けれどもこのような仕草にも、猫にとってはちゃんとした理由があります。
今まで大好きだったおもちゃに突然見向きもしなくなる理由、それは「このおもちゃは飽きた!」という猫からの意思表示だったりします。
やはり同じものばかりだと新鮮味がなくなってしまうんですね。新しいおもちゃを用意してあげましょう。
2.「撫でて」アピールしてくるのに撫でると噛む
しっぽをピンと立ててゴロゴロと喉を鳴らしながらすり寄ってきて「撫でて~♡」とアピールする愛猫。
それなのに撫でた途端に「ガブッ!」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
これは噛まれたタイミングで理由も変わってくるようです。
ある程度撫でられてから噛まれたのなら「もうやめて!」のサイン。
撫でようとした途端に噛まれたなら「撫でる場所が違う!」の抗議だったりします。
猫によって撫でられて気持ちの良い場所は違いますし、少し撫でてもらったら満足な猫もいます。
撫でる時間が長すぎたり、撫でて欲しい場所と違うところは撫でないで欲しいという猫の強い意志が見える仕草ですね。
3.入れないサイズの箱などに入ろうとする
猫は箱や袋が大好きですよね。
ですが大きめのサイズよりも、一見苦しそうに見えるギュウギュウのサイズのものに詰まっていることが多くありませんか?
自分の体にピッタリとくっつくサイズの箱や袋が大好きなのは分かりますが、明らかに顔しか入らないサイズのカバンなどにも突撃したりしますよね。
これはどうしてなのでしょうか。
これは筆者の推測になりますが、そのようなカバンなどは子猫時代に入ることが出来ていたものが多く、今でも入れると思い込んでいるのではないでしょうか。
その袋に入れていた当時の自分よりも体が大きくなっていることに気付いていないような気がします。
まとめ
猫って本当に「ナゾ行動」をすることが多いですよね。
しかしそれらの行動には、飼い主には分からない猫なりの理由があるようです。
傍から見て微笑ましい行動が多いですが、時折猫自身にとって危険な行動も含まれていたりすることがあります。
愛猫のナゾ行動が、飼い主にとっては初めて目にする行動だった場合には注意してあげることも大切です。
特に子猫のうちは好奇心が旺盛なため、高いところに登ったはいいが下りられなくなる、なんてことも結構あるようです。
猫が自力で解決できない行動には目を光らせて対策を練るなどし、猫も飼い主さんも安心して暮らせる家にしたいですね。