1.食べ物を与えすぎる
猫にとって食事の時間は一日の中でもとても楽しみな瞬間です。かわいくおねだりされると、ついついご飯やおやつを与えてしまう飼い主さんは少なくないでしょう。それが規定量を超えていなければ問題はありませんが、もし超えてしまっている場合は要注意です。
愛猫を肥満にしてしまうリスクがあるからです。食べ物の与えすぎは、猫のためにならない甘やかし方と言って間違いないでしょう。肥満はデメリットが多いです。
しっかりと愛猫が食べるご飯やおやつの量を管理してください。
2.嫌がるケアをしない
愛猫が嫌がるからといって、たとえば投薬や爪きりなどの必要なケアをしない、という選択をしていませんか?体を保定されるのが嫌いなので、飼い主さんがつかまえようとすると逃げ回る場合もあるでしょう。どうにかつかまえたとしても、ジタバタとのがれようとする愛猫…。
そんな様子を見てかわいそうになり、ケアをやめたくなる気持ちはわかりますが、それは本当に猫のためなのでしょうか?もし投薬で治る病気なら?
爪を切らないとカーペットなどにひっかけて、大ケガを負ってしまうかもしれません。その場だけで見れば愛猫がかわいそうに思えるケアも、長い目で見ればためになっているのです。ケアをやめるのか、それとも少し先の未来を考えて行うのか、どちらを選択するかは飼い主さん次第となります。
3.全ての要求に応じる
猫は毎日、さまざまな要求をしてきます。「ご飯がほしい」「遊んでほしい」「トイレ掃除して!」など。必要な要求を叶えるのはもちろん大切です。
ですが、全てに応じるのはあまりよくないでしょう。猫はなんでも叶えてもらえると思い、四六時中、たとえ飼い主さんが寝ているときでも起こしてまで要求してくるかもしれません。そうなると負担が大きくなってしまいます。
もし愛猫のわがままについていけず手放すことにでもなったら、お互い不幸です。このような悲しい事態にならないよう、猫の過剰な要求はムシするようオススメいたします。
4.猫優先でお金を使う
「愛猫のためなら…!」と自分にかけるお金を削ってまで、愛猫のプレミアムフードを買う飼い主さんがいるようです。それは猫の健康を守る意味ではすばらしいことではあるのですが、飼い主さんの健康はどうなのでしょうか?おろそかになってしまわないか懸念されます。
極端な例ではありますが、猫にお金をかけ飼い主さんにお金をかけなかったため、病気になって愛猫と離れ離れ…なんてことになったら、間違いなく猫のためにはならないでしょう。
5.お風呂に入れすぎる
「お風呂に入るとキレイになるし、気持ちいいから」と猫をしょっちゅう入浴させていると、ストレスになってしまう可能性があります。元々体が濡れるのを嫌うため、嫌がる場合が多いでしょう。中にはお風呂好きな猫もいますので、そのような猫であれば問題はないかもしれません。
ただ皮脂を落としすぎる、風邪をひくなどのリスクはあります。大抵の猫はお風呂に入れようとすると大暴れをするでしょう。ですがとてもおとなしい猫もいます。
特にそのような場合は入れすぎてしまうかもしれません。入浴させすぎには、ご注意ください。
まとめ
愛猫のためと思ってしていたことが、実は逆効果になってしまっている場合があるかもしれません。飼い主さんの愛情に間違いはありませんので、その表し方を見直してみてください。お互い幸せでいられるよう、日々過ごしていきましょう。