猫の『居場所』から読み解く心理5選

猫の『居場所』から読み解く心理5選

猫は1日の中で何度も居場所を変えます。部屋の気温、年齢、性格、そして気持ちによっても居る場所が違います。本記事では、猫の気持ちを中心に居場所を解明していきましょう。

1.優位に立ちたい

キャットウォークから見下ろす猫

優位な立場で人間の行動を観察したい場合は、高い場所にいることが多いでしょう。

人間と暮らす空間は、猫にとってテリトリーです。テリトリーを自分の目で確認しなければ気持ちがおさまりません。

そのため、有利な立場から家全体を見回したいのでしょう。

猫から見ると、人間は何をチョコチョコと動いているのやら、と呆れられているかもしれませんね。

2.好奇心を満たしたい

窓から外を見る猫

家の外が見れる窓のそばにいる場合は、楽しみたい気持ちが強いでしょう。

猫は動くものを見ることも大好きです。鳥や昆虫が飛んでいる姿、車や人間などが動く様子を見て楽しんでいます。

狩りの気分になると、尻尾を左右に軽く振って「カカカ…!」と鳴いていることもあります。集中している時間ですから邪魔をしないようにしてあげましょう。

3.リラックスしたい

窓際で寛いで座る猫と女性

人の側にいる場合は、何も考えずに安心したいのでしょう。

一緒に暮らす人間の近くにいると守られていると感じリラックスできるようです。

常日頃からお世話をしてくれる人間のことを安全な場所と感じています。猫がテリトリーの一部と認めている証拠です。

4.甘えたい

犬と一緒に眠る子猫

ベッドや洋服など柔らかい物の上にいる時は、母猫を思い出している場合が多いようです。

布だけではなく、人間の身体を柔らかいものと思っている猫も多くいます。特に甘えん坊の猫は、身体をくっつけて眠ってくるでしょう。

多頭で暮らしていると、猫同士や犬の上で眠る様子も見られますよね。

5.構わないでほしい

ブランケット下にいる猫

暗くて狭い場所に陣取る時は、独りになりたい場合です。

存在を無くして独りの世界に入っています。近くに寄っても人間のことは無視しているでしょう。

ただし、触れようとした時に威嚇をしたり、引っ掻いたり噛み付いてくる場合は体調不良の可能性があります。

ご飯の時間にも出てこないならば、病院を受診してくださいね。

まとめ

タワーから降りる猫

猫の『居場所』から読み解く心理5選についてお伝えいたしました。

猫が移動する気持ちを知ることで、意思疎通ができているように感じますよね。

猫も人間も理由がなければ行動には移しません。

自分の行動さえ不確かですが、猫の仕草から私たちも見直しができるかもしれません。猫の生活は私たち人間のお手本です!

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