猫にとって『嫌がらせ』になる5つの行為

猫にとって『嫌がらせ』になる5つの行為

日常の行動が、実は猫への嫌がらせになっていることがあるかもしれません。猫のためにしていることも、実は猫にとっては幸せではないのかもしれません。それでは5つの行動を見てみましょう。

1.猫を色々な人に会わせる

猫を抱きながら食事中の二人の男性

猫が可愛いからと、しょっちゅう家族以外の人に会わせると猫から嫌がられます。

来客の回数を多くしたり、無理やり抱っこをして玄関先で会わせたり、人間の勝手な束縛を嫌がらせと感じているかもしれません。

猫には猫のペースがあります。猫が興味を示していない限り、猫の行動を乱してはいけません。

2.匂いのキツい部屋

ビンの匂いを嗅ぐ猫

人間にとって良い香りは、猫にとって迷惑な臭いです。

猫の嗅覚の細胞は人間の何万倍もあります。人間の濃度でアロマを炊くと猫には毒でしかないように、匂いには注意が必要です。

そして化学的な匂いである洗剤や香水も猫にとっては嫌がらせ以外の何ものでもありません。

猫と暮らすならば、なるべく香りからは遠ざかるようにしましょう。

3.猫の好む物を撤去

段ボールに入る猫

部屋を綺麗にするために、猫が気に入っている段ボールやヨレヨレになったブランケットを捨てていませんか?

猫は気に入った物ほどボロボロになっても使います。私たち人間が、くたくたの洋服やバッグを大好きなため捨てられない場合と一緒です。

新しい物を喜ぶと思うことは勘違いで、意地悪をされていると考えます。猫の匂いがついて安心できる物は、捨てないようにしてくださいね。

4.写真をずっと撮っている

スマホで撮られる猫

愛猫の可愛い姿をずっと撮影していると、猫からは嫌がられます。

カメラの好きな猫はまれにいますが、ほとんどは嫌がるでしょう。特にフラッシュ撮影は猫の身体に悪影響を及ぼすため厳禁です。

多くても1日にノーフラッシュで数枚程度、くれぐれも10分近く追いかけ回すようなことはしないでくださいね。

5.スキの無い部屋

部屋中央のカーペットで眠る猫

猫が入るような隙間や登れるような高いところがないと、猫からは嫌がらせと思われるでしょう。

散らかっていない部屋は大切ですが、整い過ぎてスキがないと猫のストレスになってしまいます。

猫との暮らしには気を抜く部分、気を遣う部分とメリハリを出してあげることが大切です。

まとめ

怒る猫

猫にとって『嫌がらせ』になる5つの行為についてお伝えいたしました。

当然ですが、猫と人間では考え方が違います。人間は猫を思い通りにしようと考えますが、猫はそんなことは思っていません。

猫のための行動は猫に聞いてから決めることが大切です。決して人間寄りな考えを押し付けないようにしてくださいね。

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