『ため息をつく猫』が考えていること5つ

『ため息をつく猫』が考えていること5つ

猫のため息を聞いたことはありますか?「猫がため息をつくの?」と思うかもしれませんが、実はつきます。気がついていないだけで、意外とついているかもしれません。猫が何を考えてため息をついているのか、チェックしていきましょう。

1.リラックス中

リラックスな猫

猫がため息をつくときは「リラックスにゃ」と考えているでしょう。お気に入りのベッドに座りこれから寝に入る、というときに「ふ〜」とひと息つけば、それだけで精神がゆるみます。このときは特にネガティブな意味はなく、ただ単に寝床に入って落ち着いただけなのでしょう。

ベッドに横になり「ふ〜」とため息をつく飼い主さんの隣で、猫もため息をつく光景が浮かんできます。愛猫とタイミングが合ったら、ほほえましいですね!抱っこされたときに安心してつくこともあるようです。

2.ストレスがある

怖い顔の猫

猫がストレスを感じたときは、爪とぎや毛づくろいなどをして解消します。それがため息という形で現れる場合があるのです。嫌なことがあったときに「ふ〜」「フンっ」と息をついて忘れようとしているのでしょう。

一時的なら問題はありませんが、過剰なストレスを感じていると同じ行動を繰り返す場合があります。もししょっちゅうため息をついているようなら、ちょっとストレス過多なのかもしれません。愛猫のイライラの原因となっている事柄がないか、確認してあげてください。

3.緊張から解放された

窓際の猫

緊張状態から解放されたためにため息をつく場合も。たとえば窓から見える鳥を食い入るように見つめていたり、突然現れた虫を追いかけていたりしたときはかなり集中しています。一種の緊張状態になっているので、そこから解放されたときに思わず「ふ〜」と息をつくのです。

飼い主さんと一緒に遊んでいるとき、ふとした瞬間にため息をついていることはありませんか?集中から我に帰ったときなのでしょう。しばらく休ませてあげるとよさそうです。

4.気持ちを落ち着かせたい

寝そべる猫

猫が自分で気持ちを落ち着かせたいと思ったときにもため息をつきます。遊んでいるとき、突如として毛づくろいを始めるのと同じ気持ちのようです。

「ちょっと待って!今冷静になるから」と「ふ〜」とひと息つきます。そうやって気持ちを落ち着けたらまた、おもちゃに飛びかかっていくのです。

5.具合が悪い

ぐったりな猫

体調が悪いためにため息をつくことも。考える病気としては、異物や猫風邪、熱中症、呼吸器系の疾患です。ため息だけでなく、他の症状も出ている場合が多いでしょう。

いつもと違うと感じたら、早めに動物病院を受診してください。早期発見早期治療が大切です。

まとめ

しーろーくん
愛猫が「ふ〜」とため息をついていたら何か不満でもあるのかと心配になってしまいますが、多くの場合そうではないようです。そっとしておいて問題はないでしょう。

ただ、病気のときだけは注意しなければいけません。愛猫のため息の原因は何か、他に異常はないかをチェックしてあげてください。

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