猫が『キャットフード』から得られる水の量は?水の摂取量を増やすアイデア4つ

猫が『キャットフード』から得られる水の量は?水の摂取量を増やすアイデア4つ

ドライフードばかりを与えていると、果たして愛猫に必要な水分がしっかりととれているのか疑問に思いませんか?キャットフードからどの程度の水分がとれるのか、また水の摂取量を増やす方法をお伝えしていきます。

キャットフードの水分量

ご飯中

キャットフードに含まれる水分量の目安は、ドライフードで10%程度、ウェットフードで80%程度です。おやつでも水分をとれます。ペーストタイプやスープタイプなら、より多くの水分が含まれているでしょう。

猫は1日に100〜200mlの水が必要です。水を飲んで得るだけではなく食べものからも得られるため、直接飲んでとる必要のある水分はもっと少なくなります。食べ物でより多くの水分を取らせたければ、ウェットフードが最適です。

1.水皿を変える

水皿

猫の水分摂取量を増やすには、水皿を変えるという方法があります。愛猫好みにすればそれだけで水をより飲むようになってくれるでしょう。お皿の素材や形、大きさが関係してきます。

ある程度高さのある水皿の方が、特に老猫は飲みやすいでしょう。またヒゲが触れない形状や大きさを好む猫もいますし、その逆でヒゲが触れた方が好みという猫もいるようです。さまざまなお皿を試し、愛猫の好みを見つけてあげてください。

2.水飲み場を増やす

水を飲む猫

猫が水を飲みたいと思ったときすぐに飲めるように、水飲み場を増やすのもよいでしょう。猫が気がつきやすい場所に複数設置してあげてください。

水飲み場を1箇所から3箇所にしただけで水を飲む量が増えたという話があります。室内の状況によって設置できる数には限度があるでしょうが、できる限り数を増やしてあげるとよいでしょう。

猫が落ち着いて飲める場所に置くのも大切です。試しにできるだけ置いてみて、猫がよく使う場所と使わない場所を見極めてもよいでしょう。

3.食事回数を増やす

食べる猫たち

食事回数を増やすとそれだけ水を飲む量が増えるといわれています。食事の後に飲む機会が増えるからでしょう。

一日に何度もご飯をあげられない場合は、自動給餌器を使う方法があります。日に4回の食事回数のときが一番飲水量が多くなるという話も。カロリーオーバーにならないように調整しながら、数を増やしてみてください。

4.新鮮な水を与える

水を見るめる猫

やはり新鮮な水の方がおいしく感じるというもの。なるべくフレッシュな状態で与えられるように工夫してあげましょう。

マメに変えるのはもちろんですが、自動式のウォーターファウンテンを使うのも有効です。流れる水を好む猫もいますので、愛猫の好みに合わせてあげてください。

まとめ

リムちゃん
猫はあまりごくごくと水を飲まないため、愛猫にどうやって水分を取らせるか悩む飼い主さんもいらっしゃるでしょう。直接水を飲ませるのではなくても、猫の水の摂取量を増やす方法はあります。工夫次第で負担をかけずに行えますので、ぜひ色々試してみてください。

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