1.猫に首輪をつけるメリットは?
1.飼い猫である目印になる
家の中と外を行き来している猫の場合、飼い猫がどうか判断出来ませんよね。
外にも出る猫の場合は首輪が飼い猫である目印になるため、間違って保護されてしまう可能性が少なくなります。
2.脱走した時の手がかりとなる
万が一脱走してしまったり、大きな災害の際に、愛猫が飼い主さんとはぐれてしまう可能性もあります。
猫の名前や飼い主さんの連絡先などを記入した札を首輪に付けておけば、保護されたときに飼い主さんと連絡を取ることができます。
マイクロチップで確認する方法もありますが、一般家庭に保護された場合でも、すぐに身元の確認が出来る首輪は有効です。
3.いざという時のために慣れておく
災害時には愛猫と一緒に避難することもあるでしょう。避難所ではケージだけではなく、リードも必要です。
愛猫が首輪に慣れていないと、災害などいざというときに嫌がらて付けられないこともあります。
愛猫を日頃から首輪を付けられることに慣らしておくと、緊急時にスムーズに避難所へ向かうことができます。
4.鈴で居場所を特定できる
猫は狭くて暗い場所を好む動物です。
家の中であっても入り込んで出てこれなくなったり、閉じ込められた場合でも、首輪に鈴を付ければ音で居場所を特定できます。
2..猫に首輪をつけるデメリットは?
1.事故に繋がる危険性がある
首輪が何かに引っ掛かると愛猫は身動きが取れなくなる危険性があります。首が締まってしまい、最悪の場合窒息してしまいます。
セーフティバックルが付いている首輪やゴムの首輪は、万が一引っ掛かっても外れるためリスクは軽減できるでしょう。
2.ストレスになる
猫は綺麗好きな動物です。毛繕いを熱心に行う姿を見れば、それがわかりますよね。
そのため、首輪が付いていることで思うように毛繕いできないと、ストレスを感じてしまいます。
また聴覚に優れている猫にとって、顔の近くで鳴る鈴の音は騒音となり、不快に感じることも…。
嫌がる素振りを見せたら、外してあげましょうね。
3.皮膚炎になる
首輪を付けることにより、首周りの被毛や皮膚に摩擦が起こります。その結果、脱毛したり、皮膚炎を発症してしまうことがあります。
また、同じ首輪を長く使い続けると、雑菌が繁殖し、皮膚炎が悪化してしまう可能性もあります。
汚れたら洗い、複数を取り替えながら付けるようにしましょう。
4.誤飲してしまう恐れがある
リボンやビーズなど、可愛い飾りが付いている首輪もたくさんあります。デザインに惹かれてつい買ってしまいますよね。
しかし、万が一飾りが外れたり、猫が噛んでしまうと、誤飲する可能性があります。
できるだけシンプルなデザインを選び、外れづらい飾りであるか、確認しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
首輪1つにおいても、メリットとデメリットがあります。
付けるときには、愛猫の様子をじっくり観察してあげましょう。
付けるかどうか迷っている飼い主さんは、ぜひ検討材料にしてみて下さいね!