1.かけ声
人が何か重いものを持つときなど、かけ声を上げることがあります。猫もそれと同じで、ジャンプするのに「えいっ!」とかけ声をかけているのです。
猫は自分の身長の何倍もの高さへジャンプできます。そのときに「ニャ!」と言って自分を鼓舞しているのでしょう。なお、着地のときにも声が出る場合があります。「よっ」という意味なのか衝撃でなのかはよくわかりません。
ジャンプのときに注目していると、飛ぶとき、そして着地のときと2度猫の「ニャ!」が聞けるかも?そうしたらラッキーですね!!
2.つい力んで
猫がジャンプするときはかなり後ろ足に力がかかっています。そのため、思わず声が出てしまうとも考えられます。人も同じですよね?
特に声を出そうと思っていなくても、力を入れたときは自然と声が出てしまうことがあります。かわいい猫の声の裏には、ものすごいパワーが隠れているということです。猫のジャンプ力は本当に驚異的。
とても人には真似できない力を持っているのです。
3.気合を入れている
「よぉぉ〜し!これからあそこへジャンプするにゃ!」と気合を入れているのでしょう。人だって高いところへ飛ぼうと思ったら、それなりの気持ちが必要になってきます。突然飛び箱15段を飛べといわれたら、よほどの自信がない限りは誰だって、気合なしにはジャンプできないでしょう。
猫には驚きのジャンプ力が備わっていますが、それでも失敗しないわけではありません。ときには計算を誤って目的地に全く届かなかったり、全然飛べなかったりすることもあるのです。そんなよくない想像を打ち消すように「ニャ!」と気合を入れます。
もし失敗してしまっても、笑わずに温かい目で見てあげてください。猫にもプライドがありますので、笑われると落ち込んでしまいます。
猫のジャンプ力
猫は、体高5倍の高さをジャンプできるといいます。平均的な猫の体高を30cmとすると、150cmはジャンプできるのです。これだけでもものすごいことがわかりますが、中には2m程度飛べる猫もいます。
軽く人間を飛び越えられるほどのジャンプ力を、猫は持っているのです。しかも、ほぼ助走なしで飛ぶことができます。愛猫を見ていると、驚かされる瞬間があるでしょう。
猫の驚異的なジャンプ力を支えているのが「後ろ足」です。猫の後ろ足はそれほど長く見えないですが、実は普段は中腰の状態なので、伸ばすと意外と長さがあります。その長さがモノをいうのです。
そして筋肉も発達しています。ただ体脂肪率が多いとどうしてもジャンプ力に欠けるため、ぽっちゃり猫はそれほど高く飛べないでしょう。やはりスレンダーな猫の方が、ジャンプ力には長けているようです。
まとめ
今日のねこちゃんより:なつ♂ / 5歳 / 雑種(ミックス) / 5.3kg
ジャンプするときの「ニャ!」もかわいいですよね!なにをしてもかわいい猫、本当に罪作りというかなんというか…。でもその裏には強靭な後ろ足に支えられた脅威のジャンプ力があります。そのかわいさと驚きの身体能力のギャップに、人はやられてしまうのかもしれません。