猫の留守番時に発生しやすい危険な事故5選!飼い主が絶対すべき予防策とは?

猫の留守番時に発生しやすい危険な事故5選!飼い主が絶対すべき予防策とは?

愛猫を留守番させたらその間に家の中で事故に…。なんて考えたくもありません。留守番中に起きやすい危険な猫の事故をまとめました。予防策もあわせてご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

1.落下事故

棚に座る猫

猫は高いところから落ちても、着地できるから大丈夫!というのは実は結構危険な思い込みです。確かに得意なことではあります。バランス感覚に優れているのと柔軟な体、強靭な筋肉でシュタッ!とあざやかに着地できるのですが…。

でも100%ではありません。過信するのは愛猫を危険な目にあわせてしまうかも。たとえば、高い家具から飛び降りて骨折、ベランダから落ちて大ケガ、という事例は後をたちません。

特に老化して体が衰えていると、ケガをする可能性が高くなるでしょう。留守番時には安全にすごせるよう、あまりに高い場所には登れないようにガードしたり、ベランダからの落下事故を防ぐため、バリケードを設置したりしてください。

2.水難事故

入浴中

家の中で起きる猫の事故トップ3に入るのが、水難事故です。お風呂で溺れて死んでしまうという痛ましげなことが実際起こっています。使用後は必ず水を抜くか、ドアを絶対に猫が開けられないようにしておきましょう。

また、洗濯機で溺死してしまう事故も。洗濯機の中は猫にとって、心地よい場所なのです。洗濯物の中に入り込んでいる場合もあります。

必ず洗濯機を回す前に愛猫が潜んでいないか確認しましょう。特にドラム式には注意です。一度回し始めるとすぐにドアが開けられない洗濯機がありますので、バタバタしているうちに愛猫が…。

という悲しい事態になりかねません。回す前に飼い主さんが確認するだけで防げる事故です。もしくは洗濯機のドアを猫が開けられないようにしておくとよいでしょう。

3.誤飲

おもちゃ

誤飲もよくある事故です。猫用のおもちゃでさえ、口に入ってしまうような小さなものは危険なので放置しないようにしましょう。必ず飼い主さんが見ているときだけ遊ばせるようにして、遊び終わったら猫の手が届かない場所にしまってください。

飼い主さんの薬やサプリも誤飲する可能性があります。その他にもボタン電池やビニールヒモなど、身近なグッズが猫の命を奪う危険が。

ペンやお箸など、先の尖ったモノも気をつけてください。猫が咥えてジャンプし、それが体に刺さってしまう事故が起きています。筆者宅の猫もいたずらすることがあるので、使用後はすぐに片付けるようにしています。

4.スキマにはさまる

ソファの下の猫

特に子猫のときに注意したい事故です。遊び場や隠れ場として家具などのスキマに入り込むことが多いですが、体が成長しスムーズに入れなくなる場合があります。

子猫の成長は著しいので、数時間前に入れたスキマなのに今はもう入れないというケースが実際にあるのです。いつものスキマに逃げ込もうとしたら大きくなった体が引っかかり強打し、ケガや命を落としてしまう可能性があります。

またスキマに入り込んで出られなくなり、窒息してしまう事故も。猫には家具などのスキマではなく、安全に入れる隠れ場を用意してあげる方がよさそうです。

5.感電

コンセント

電気のケーブルは、猫が大好きなヒモ状です。猫にはそれが危険なものだとは判断がつきません。誤ってかじってしまい、感電する可能性があるのです。

興味がない猫は全く見向きもしませんが、愛猫が興味を持つ場合はカバーをかけて保護しましょう。

まとめ

椅子に座る猫

安全だと思える家の中も、実は危険がひそんでいます。ですが飼い主さんの対策次第で、留守番中も愛猫が安全にすごせるようになるでしょう。できる限りの対策をして、飼い主さんご自身も安心できるようにしてください。

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