1.威嚇する
顔を見るなり「ウー」と唸ったり、「シャー」と声を上げるのは、警戒心が強い猫の特徴です。
猫は野生時代、単独で狩りをしていたため、自分の身は自分で守る必要がありました。
威嚇するのは、自分の身を守るための本能による行動だと言えます。
2.触らせない
触ろうとすると猫パンチされてしまう…。なんてこともあるかもしれません。
警戒心が特に強い猫は、信頼していない相手に簡単に触らせようとしません。
いきなり触ろうとはせずに、徐々に距離を縮めていきましょう。
3.すぐに隠れる
猫は暗くて狭い場所に身を隠し狩りをしていたため、隠れるのが大の得意。
自分が落ち着ける場所を求めて、移動を繰り返します。
しかし、すぐに隠れてしまう、長時間出てこないのは、警戒心が強い猫の特徴の1つです。
飼い主さんや家に慣れておらず、警戒しているのかもしれません。
4.座ったままでいる
長くなって横たわったり、お腹を見せることなく、座ったままの姿勢を崩さない場合は、警戒していると言ってよいでしょう。
敵に襲われてもすぐに逃げ出せるように、4本の足をしっかり地につけているのです。
5.仲良くなるためには?
1.じっと見つめない
吸い込まれそうな美しい猫の瞳。思わず見つめてしまいますよね。
しかし、猫はじっと見つめられるのが苦手。猫同士では「見つめる=喧嘩の合図」だからです。
そのため、見つめてしまうと喧嘩を売っていると勘違いされ、さらに警戒心を強めてしまう可能性があります。
2.距離感を守る
猫は、猫同士でも距離感を大切にする動物です。
早く仲良くなりたいからと言って、いきなり抱っこしたり、構いすぎるのは禁物。
猫が自分から寄ってきたときに構うくらいがちょうど良いのです。
3.大きな声や音を出さない
猫は人間よりもはるかに優れた聴覚の持ち主。
暗闇の中でも音を頼りに狩りをするために発達したと言われています。
そのため、猫にとって大きな声や音はまさに騒音。
猫と接するときは、小さめの声で優しく話しかけましょう。
4.オヤツを与えてみる
警戒心が強い猫にいきなりスキンシップを求めるのは難しいでしょう。
しかし、「オヤツ」はどんな猫でも興味を持つもの。オヤツを置いて、少し離れた場所から様子を窺います。
少しずつ距離を縮めるためには良い作戦かもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
猫は警戒心が強いため、なかなか懐いてくれないこともあるかもしれません。
だからと言って、急に距離を縮めようとすると逆効果です。
焦らずに少しずつ猫の警戒心を解いてあげましょう。
「この人は安心できる人」だと猫に認識してもらえたら、仲良くなれるはずです。