1.なんでもOKにする
甘えん坊な猫はとにかく甘えてきます。甘え方を心えているので、そのかわいさに飼い主さんはメロメロになってしまうでしょう。ですが、猫のいいなりになってはいけません。
なんでもOKにしてしまうと、危険です。図に乗った猫はここぞとばかりに「おやつ!」「もっとおいしいご飯を出せ!」と甘えん坊を通りこしてわがままになってしまうでしょう。
ダメなものはダメ!とはっきり教えなければいけません。特におやつは猫の要求通りに与えていると、肥満の原因になってしまいます。ここは気を引きしめ、規定量以上は与えないようにしましょう。
2.依存させすぎる
甘えん坊の猫とついつい、ベッタベタの関係になっていませんか?依存させすぎてしまうと飼い主さんの姿が見えなくなると不安になる「分離不安」になってしまう場合があります。
そうなると留守番中に粗相をしたり、破壊行動を起こしたりといろいろと問題が発生するのです。猫も飼い主さんも、辛い状態になってしまうでしょう。いくら甘えん坊だからといってベタベタしすぎるのはお互いにとってよくありません。
節度を持ったお付き合いをしていきましょう。
3.厳しすぎる
甘えん坊をしつけようと、厳しすぎるのも考えモノです。基本的には自立している動物ですが、飼い主さんとの心のつながりも重要です。それがなければいくら猫でもストレスを感じてしまうでしょう。
また、病気によって急に甘えん坊になることもあります。それに気がつかずに厳しくしすぎていたら、気がついたらもう手の施しようがなくなっていた、なんて最悪な事態もありえるのです。
依存させず厳しすぎず、加減が難しいところではありますが、愛猫にあったさじ加減で接していってください。
4.猫に合わせすぎる
猫が寝ていたら一切物音を立てず、遊び始めたら何時間でも遊び、休日は猫のために一切外出をせず…。こんな暮らしをしていたら、猫は飼い主さんを正に下僕のように思ってしまうでしょう。ある程度そうなるのはしかたないかもしれませんが、やはりやりすぎは問題です。
飼い主さんの威厳をもち、接していきましょう。猫は自分よりも下に見ている存在には近づかないといいます。もし完全なる下僕認定されてしまったら、あのもふもふになかなか触れられなくなってしまうかもしれないのです。
そうならないためにも締めるべきところは締め、猫からの尊敬を勝ち取っていきましょう。
まとめ
甘えん坊な猫はかわいいので、ついつい甘やかしてしまいがちです。でも甘やかし続けているといつしか立場が逆転し、猫の方が飼い主になってしまうかも…。「それでもいい!」というのならムリに止めはしませんが、できれば飼い主さんはやはり飼い主さんのままでいた方が、よい気がします。