猫が『のそのそ歩き』をする理由5選

猫が『のそのそ歩き』をする理由5選

いつもはスタスタと歩くのに、なぜか今日だけはのそのそと歩くという場合、何か理由があるのかもしれません。どんな事情があるのでしょうか?早速チェックしていきましょう!

1.相手を刺激しないため

こちらへ向かってくる猫

実は、筆者宅でよく目撃する光景なのですが…。オス猫が近くにいるとメス猫が警戒し、刺激しないようにのそのそと歩くことがあります。派手に動いて攻撃されたくないのでしょう。亀のように動き、気配を消しています。

緊張しながら少しずつ進んでオス猫の前を通りすぎたら、ささっと逃げていくのです。メス猫たちにはそんな思いをさせてしまって申し訳ない気がしていますが、あまり猫同士の問題には立ち入らないようにしています。猫が他の猫の前でのそのそ歩きをしていたら、こんな理由なのかもしれません。

2.獲物を狙っている

狙っている猫

獲物を狙っているとき、のそのそと歩いて捕獲しようとします。気配に気づかれ、逃げられないようにしているのです。足音を立てずにそろりそろりと近づいたら、タイミングを見計らって飛びかかる算段なのでしょう。

全身の隅々にまで神経を行きわたらせ、獲物を凝視します。まるでスローモーション再生のよう。

こんな愛猫の姿をもし見かけたら、かなりの緊張状態です。そっと見守ってあげてください。

3.体が重い

太っている猫

肥満などで体が重いために、のそのそと歩く場合もあるでしょう。体重を支えるために足に負担がかかり、なかなか前に足がでないのかもしれません。肥満にはデメリットしかありませんので、そうならないように注意してあげてください。

もし太ってしまった場合は長期的なダイエットが必要となります。食事や運動管理を行い、適正体重に戻してあげてください。愛猫も自分の重さを感じず、自由に動けた方が楽でしょう。

いつまでも元気で活動できるように、日頃から愛猫の体重管理をしっかりと行ってください。

4.老化

歩く三毛猫

老化によりのそのそと歩く場合もあります。歳をとると体の様々な器官が衰え、足腰も弱ってくるのです。そのため、歩き方にも影響が出てきます。

外見はあまり変わっていなかったとしても体の中では確実に老化しているので、健康管理に注意してあげてください。定期的な健診を受けたり、飼い主さんがチェックしたりして異常を早めに見つけるようにしていきましょう。

5.病気

診察を受ける猫

病気によってのそのそ歩きになることも。甲状腺機能低下症や骨粗しょう症などが考えられます。他の症状も出ているかもしれません。

愛猫の動きがおかしいと思ったら、早めに動物病院へ連れていきましょう。異常に気がついてあげられるのは飼い主さんだけです。愛猫の病気を、なるべく早く発見してあげてください。

まとめ

歩く猫

猫がのそのそ歩きをするのには、さまざまな理由がありました。肥満や病気は特に注意しなければいけません。もし愛猫がいつもと違ってのそのそと歩いていたら、原因を考え、必要な対処をしてあげてください。

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