1.飼い主に来てほしい
飼い主に構ってほしくて「こっちに来てよ~」と悲しそうに鳴く愛猫。その声に驚いた飼い主は「どうしたの!?」と慌てて猫のところに行きますよね。
そういった経験から飼い主が「呼べば来てくれる」ことを学習すると、家のどこからでも飼い主のことを呼ぶようになったりもします。飼い主が1階にいる時に2階から呼ぶなんてことも!
呼べばどんな時でも来てくれると思われてしまうと飼い主が忙しい時などにも呼ぶようになったり、来てくれるまで鳴き続けてしまうこともあります。「行けない時は行かない」など、オンオフをきっちりすることが大切ですね。
2.お腹が空いた
人間にとってもそうですが、猫にとっても食事はとても大切です。
特に猫は、ご飯が食べられない時間が続くと命に関わることもあります。
生後2~3ヵ月の子猫なら12時間ほどの絶食でも病院に連れて行かなければならないほど深刻だと言われています。
そのため飼い主さんに「まだご飯をもらってないよ!」「お腹が空いたよ!」と必死に訴えてきます。猫にとっては死活問題でもあるため、ご飯がほしい時には悲しそうな声で鳴くこともあるでしょう。
さっき食べたばかりでおかわりを要求している食いしん坊な猫も存在しますが、ご飯のあげ忘れをしないためにも、愛猫のご飯の時間は毎日出来るだけ同じ時間帯にしてあげるようにしましょう。
いつもご飯の時間が違うと「いつ食べられるか分からない」不安から、愛猫が混乱してしまうこともあるようです。
3.同居猫に場所を取られた
これは我が家で実際にあることですが、引っ込み思案な性格の猫がボス的な猫にお気に入りの場所を取られた時に「場所取られた~…」と大好きな家族に言いつけに行くことがあります。
喧嘩ではなく、その猫がお気に入りの場所を離れた隙に取られるだけなのですが、その時の鳴き声が何とも悲しそうなんですよね。
普段はそれでも「場所取っちゃイヤ!」とどかし返すのですが、気分によって家族に訴えることもあるようです。我が家の場合は筆者がボス的な猫にとって母親と呼べる存在なので、筆者がその猫を呼べば解決します。
放置すると引っ込み思案な猫が新入り猫に八つ当たりすることもあるため、我が家では猫の性格を考えてすぐに対応をすることにしています。そのおかげか普段は3匹ともとても仲良しな子たちです♡
まとめ
猫が悲しげに鳴くと、体調が悪かったり不安を感じていたりということばかりが浮かびますよね。
もちろんそういった場合もありますが、それ以外にはこれらのような理由で鳴くこともあるんです。
飼い主の気を引くために鳴いている時は構ってあげるのが良いですが、構ってあげられない時はどれだけ鳴いても心を鬼にしなければいけないこともあります。
愛猫がストレスなく過ごすためにも、日常生活の中でメリハリをつけて対応することも大切ですね。